流水りんこさんの他の本のファンで、こちらも初めて買ってみましたが、
やっぱり面白かったです。私はりんこさんよりちょっと後の世代ですが、
それでも「そうそう、こんなだった〜」って感じで懐かしくおかしかったです。

猫やら犬やらの死体の話も「そういえば昔は、そこらへんにいつまでも
死体があったな〜」と思い出しました。私も草むらで猫の完全白骨体を
見つけてしまったことがあります。死んだ時そのままの姿で標本の
ようでした（汗）。

懐かしく楽しかったけど、ちょっと野蛮な時代だったですね、昭和って（笑）。

実話系恐怖漫画は絵が綺麗ではない(失礼)事が多いので
怖がりの私にはあまり怖くなくて丁度いいんですが
流水さんは絵が上手なので怖さ倍増です。
そしてここでレビューされてる井口清満さん。すごいお方でした。
実話系恐怖漫画は『こんな怖い体験をした』というだけで、
なぜその体験が起こったのか結局わからなくて消化不良…という場合がよくありますが
井口さんのお話は体験に対する解説付きで私的にとても興味深く面白かったです。