子役時代からのファンから、つか氏の舞台時代からのファンから、銀ちゃんからのファンから、
はたまたスチュワーデス物語からのファンも、そして最近ちょっと気になった人まで、魅了します。
最近の楽屋を覗いたような楽しみがあります。
若き日の思い出に浸るもよし、近頃
風間杜夫氏が気になったという方にも、その人柄がわかるような文章があり、
風間杜夫さんが気になる方にはオススメの一冊です。
スチュワーデス物語の挿入歌だった「100℃でHEARTBEAT(AMERICAN HEARTBEAT)」(Survivorのカバー)収録です!
84年にCD化になっていたものの、入手困難でした。
※音質は84年の頃のままのようです。
1.KISS IN THE DAWN
2.朝もやのヘヴン
3.すみれの花にくちづけて
4.イヴ…飛びきりの愛の中で
5.微笑みと涙
6.イーヴニング
7.LOVE IN THE DARKNESS
(INSTRUMENTAL)
8.都会はクライマックス
9.MYSTERIOUS LADY
10.
ニューヨークの丘
11.MISTY BROADWAY
12.100゚CでHEARTBEAT
(AMERICAN HEARTBEAT)
約20年前頃、当時私は中学生で、テレビで見たのが最初で、あまりに泣けた感動作だったので、ビデオに撮ってずっと大人になるまで繰り返し見ていました。子供心にも、
風間杜夫がすきやき屋のところで涙ぐみながら両親に、「行かないで」「ありがとうございました」と言うシーンには、何度見てもグッと来て涙が出ました。本来、親子とか、恋人とか、友達とかって、こんな風にあったかく接していく存在なはずなのに、現代人は疲れていて、愛情を人に与えることを惜しむことが当たり前になっていますよね。悲しいことですけど。でも、自分だけでも大事な人はこんなふうに温かく接してあげたいと、昔からこの映画のおかげでずっと思っていました。人間関係に疲れた時に見たり、家族、恋人、友達に見せてあげたら、きっとその人の心は癒され和むこと間違いないと思いますよ。癒しに大変おすすめです。私はビデオもDVDも持っていますが、この度文庫本も購入したので、やっと名取裕子の最後の消え方の意味がすっきり分かりました。原田(風間)の心がケイ(名取)から離れていったから、ケイは原田を道連れにできず、消えていくしかなかったそうです。でも個人的には、ケイも原田を本当に好きだったのだろうなと思います。片岡鶴太郎、秋吉久美子、
風間杜夫は最高の俳優だと実感した作品です。