FSMレーベルから発売された、正真正銘のサントラ盤。サントラ・ファンはこれを待っていたと言えるでしょう。私など、売り切れるのが怖くて、某店で発売時に即予約しましたが、まだ売っているということは、予約人気で追加プレスしたのでしょうか。FSMというのはブックレットも素晴らしくサントラファンにはありがたい会社ですが、古ーい地味な映画が大半で研究者向けのレーベルかと思うほどで、売れ行きが心配になるほどですが、これは素晴らしい。
ラロ・シフリンは、
アルゼンチン出身の映画作曲家兼
ジャズ・ピアニストですが、ブラスやパーカッションの使い方がうまく、素晴らしくノリの良い作品が多いので、サントラ・ファンには非常に人気の高いサントラ界の大家です。この映画は、私的に「燃えよドラゴン」と並ぶ大傑作で、私は、「Shifting Gears」という、サンフランシスコのカー・チェイスで流れる曲が大好きで、カーステレオで良く聴いていました。もともとサントラ盤で出ていたものは再録音で、もちろんこちらも全曲収録されており、音質も良くなっているので、ファンは有るうちに買いでしょう。