マチュピチュ遺跡についてはわからないことだらけで、詳しい解説が出ている本はあまりなかったと思います。この本は、長年アンデスに滞在し、何度も
マチュピチュを訪れた写真家が書いたものですが、考古学者などが書いた本とは違って、自由な発想で
マチュピチュの謎に迫るという面白さがありました。特に、これから
マチュピチュに行こうとしている人にはガイドとして非常に役立つと思います。私も
マチュピチュに行きましたが、適切なガイド本がなかったので、この本に書かれている場所で、見ていないところがかなり多いのです。この本を読んで、もう一度
マチュピチュに行かなければと思いました。
科学博物館の
インカ帝国展で流れていたのだが良い曲だったので、つい
インカ展専門のミュージアム・ショツプで購入。
雄大なイメージの曲があるかと想えばユーモラスなものから寂しげな曲まで、七曲を収録。いずれもアンデス風のフォルクローレだが、日本人である奏者自らの作曲と知って驚いた。今は日本人が海外の民族音楽を手掛ける時代なのだな。この奏者は、今後も、このような曲を作り続け奏で続けて行ってくれるのだろう。
アンデス音楽のファンだけでなく、広く音楽ファンにお薦めの一枚。