チェ・
ゲバラの幼少の頃からキューバの英雄になるまで、年代ごとに写真や記事、それにチェ・
ゲバラが語った言葉も沢山載っていて、彼の歴史がよく分かる本です。
英語で書かれていますが、とても写真が多いので、文字を読まなくても雰囲気は楽しめます。 ただ、詳しい内容を知りたいのに
英語は苦手という方には不向きかも・・・。 チェ・
ゲバラのファンで、
英語好きな方なら大満足の内容だと思います。
なんだと知ると、革命家であるとともに、女性を愛し子供達たちをも愛した
た父でもあった。ゲリラ戦などというと近代の戦闘ではあたりまえのように
きこえるが、彼等がつくりだした作戦なのかと知る。
わりと病弱であったとは、あの激しい気質から想像できにくい。
39才で銃殺刑になるのであるが。もっと年をとっていたように思われるのは
厳しい国と国とを戦いながら生きてきたからなのではないかと。
人間
ゲバラであったのだなーと関心する。
ぜひ一読推薦いたします。
久々に、本当に良い映画を観たと思います。
歴史的な背景を抜きに、何の知識も持たずに観ても十分に楽しめる作品でしょう。
2人の旅の厳しさ、その一方で垣間見ることのできる若くて奔放な一面。エルネストと友人とのやり取りもまたユーモアに溢れ、話の節々で思わず微笑ましい気持ちになります。
また南米を旅する中で映し出される風景もそれぞれ美しく、無駄なBGMなどがほとんどないシンプルな作りにも好感が持てます。また、
スペイン語の独特のリズムと、旅のリズムが、ちょうど歴史の重厚さと絶妙なバランスを保っているように思います。
もちろん、チェ・
ゲバラという革命家についてある程度基礎知識をつけて観ればより楽しめるはず。いずれにしても、清々しい気持ちになれる秀逸の作品と言えるでしょう。
期待をこめて読んだものの、最初はインテリマッチョな
ゲバラ像を想像していたのでがっかりした。しかし時間がたつにつれ、自分の抱いていた
ゲバラ像は、
ハリウッド映画の描く色々なヒーロー像に固定されていたことに気がついた。様々な戦いを経ていくうちに残念ながら、ヒーローは想像とはかけ離れるとも分かった。
ゲバラは実に正直に描いていると思う。歴史に名を残す人の伝では、どうしても隠蔽や「いい人を装う」感覚が漂う。例えば、「彼は周りからは〜と思われていたが、自分は彼の考えを理解できた(してあげた)」という表現だ。「彼」の可笑しさを表すのに、他者のコメントを出しいることが、卑怯な点に気がつかず、私は時間が経っても、「彼」を理解したくなくなる。ところが、
ゲバラ氏は本当にピュアだ。だからこそ、有りのままに
ゲバラ氏のことを捉えないと失礼だという気持ちになる。たまにカストロ像について等、
ゲバラ氏は騙されていたのか?と思うところもある。しかし、ピュアな彼ゆえに思い込みや信念が彼なりにあっていいのではないか、と何故か好き嫌いを通り越して思わせてくれる、そんな内容だった。
チェ・
ゲバラの写真や手紙や詩がたくさん載っていて、何回でもたのしめます。特に写真はすごく多くてびっくりしました。手紙や詩にもとても感動して、毎日繰り返し読んでいます。この本は最高です。
ゲバラすごい!