ホンダラです!青島です!こんなアナーキーな歌詞が一体どこにあるでしょうか?ありやしません。断言致します。どうせこの世はホンダラダホイホイ、ですよ!特に凄いの四番のユニゾン。何をやってもホンダラ〜だからやらずにホンダラ〜あーなんて日本人の基本的生き様に反したアナーキーな歌なんでしょ!なーんにもやっちゃダメ!私影響されました。子供に聴かせるなよなぁ〜。しかし青島天才!頼むから生き返ってくれ〜
クレージーキャッツ最後の生き残りとなった
犬塚弘さん。現在84歳。
ほとんど知っているクレージーのエピソードが、
誠実な
犬塚さんの口から語られるとまたしみる。
この人の笑いは押し付けがましくて傲慢さが感じられてちっとも笑えなかったけど
役者として優れた演出家の手にかかると、それが、人間の持つ本来のいやらしさに
昇華して、グッと来てしまう。ハナ肇さん。
こんな突き抜けたキャラクターの演じられる人はもう出ないだろう。
コメディアンとして一流なのはこの人だった。
でもやっぱり40歳を過ぎると演技派の役者になってしまった。植木等さん。
ギャグライターとしてトロンボンプレイヤーとして一流で、
真面目にやるのが恥ずかしくて、人前ではいつも
仮面をかぶっていた。
役者としても恥ずかしがっていた。谷啓さん。
誠実を絵に書いたようなベーシスト、40代を過ぎてからは舞台中心に活動した
犬塚弘さん。
本当は、ミュージシャンで在り続けたかった安田伸さん。
料理研究家になりたいというのは本心だったのか。石橋エータローさん。
この人の芝居はメンバーの中で最も上手だったとも思う。孤独死だった桜井センリさん。
そしてこれらを取り巻くキラ星のごとき人々。
ほんとうは、作詞家としての才能だけが図抜けていた青島幸男さん。
クレイジーの歌のヒットはこの人の編曲があったからだ。萩原哲晶さん。
『シャボン玉ホリデイ』の若き演出家。自死した秋元近史さん。
『おとなの漫画』の演出家すぎやまこういちさん。
劇団四季で上演されている作品について、背景や作曲家、舞台背景など詳しく書いてあります。写真も多く、読み応えがあります。何回も
劇団四季を見たことある方は、その作品の造詣が深くなり、また、見たことない方は、ちょっとミュージカルでも見に行ってみようかなと思われるかと思います。著者の作品に対する愛のあふれる評論です。
初めて出会ったのは8年前。クレイジーキャッツの音楽センスに驚かされるばかりか、曲にあわせた振り付けに「まるで打ち上げ花火を始めてみた子供」のように感動しました。あれは誰が振付けたのでしょう?今でも時々「もしも10億円あったなら・・」を思い出しては、もう一度ビデオを見たい。我が物にしたいと願っています。