~ふぁ~いいキャラばっかだったなぁ…。浅野くんはアニメオリジナルキャラだけにアレですけど…。
さいいいっこうなラストでした。陽子、そして音楽のタイミングも。終章の話し方も、手をふれずに麒麟にのった陽子も…。素晴らしかったですよ！　素晴らしくてぞわぞわしました。名シーンの連続。~~
陽子は陽子にしかできない国を作っていくんですね。すべてのセリフがしみます。
ホント最高。
アニメかと軽くみたら大間違いよ。~

初のベストアルバムである・・・が、
その後アルバムが出た気配が一切ないあたりが、
「まあ、お約束通り」なにおいもする。
このグループは、歌はともかくとして、
活動内容や売り方の方針が、
なんとなく「バンド版セイントフォー」の
感じがどうしてもして、
「セイントフォー」と違って、きちんとヒット曲があるのに、
どうしても悲壮感がある。
それは、たぶんバンド末期に、
人知れず活動中止して、誰一人残らず、
芸能界から引退して、いまどうしているのか、
まったくわからないせいもあるかもしれない。
しかし、音はいい。すごくまとまっている。
アレンジも、いま聴いても通用する音を持っている。
歌の手法も、非常に確かな技術を持っている。
勢いだけで売れた「ような感がある」バンドが多い中、
歌は聴ける。個人的には、もう少し続けてほしかった。

まず　これが言いたい。
「ホットロード」に出会えて本当に良かった。
一生の宝物です。
主人公和希、恋人の春山、母親、友人、先輩
本書に出てくるたくさんの人々。
当たり前の事ですが
一人一人一生懸命生きていて、たくさん悩んで
色々な立場の人が、色々な背景を背負って生きているんだなと
改めて考えさせられました。
和希たちの気持ち、痛いほど伝わって来ました。
できれば10代の頃に読みたかったです。
青春の一冊。
和希とハルヤマが幸せである事を願います。