エレガンスの語源は、
ラテン語のeligere「選ぶ」という意味。
TPOの基本中の基本を解説してくれるちゃんとしたHOW TO本を
手元に置いておくのも、悪くないんじゃないかと思う。
どの時代にも共通する「失敗できない」シーンでアイタタタ・・・と
ならない為にも、一読をオススメします。脱下流したい人も、是非。
実際
アラスカであった感動劇をもとにしてアニメーションで表現しています。雪の情景がすごくきれいですし、登場する主要メンバーはほとんど動物なのですが、みんなリアクション豊かで人間っぽくてかわいいです。
1926年、
アラスカの町ノームは
犬ゾリレースの真っ最中。しかし子供達の間でジフテリアが発生。薬を運ばせたいが、大吹雪により
列車もヘリも動かせない状況下に。町はレースで一番早かった
犬ゾリチームを派遣することに決めます。
オオカミと
犬の混血である主人公・バルトは
犬達とも
オオカミ達とも相容れる事が出来ません。ことあるごとに町の人間や
犬達に疎外視されています。しかし混血であるが故に実はかなり強い脚力と勇気を持っています。
ジェナはそんなバルトに思いを寄せており!!、また
犬ゾリレースで一番早かったスティールはそんなバルトに嫉妬心を燃やしています。
ジェナの主人である少女まで病にかかってしまい、バルトは彼女たちを救うため、友達のボリス(かもと七面鳥のハーフ)やマック・ラック(泳げない
シロクマ)とともに町を飛び出していきます。
しかし道中、一緒に行こうと言うバルトに対してスティールは行く手を遮り・・・・。
一時間弱の話なのですが、かなりボリュームがあります。途中クマとの戦いや冒険、そして往路では薬ビンを守りながら走り抜ける緊張感が伝わってきます。目が離せません。
バルトもボリス達も、みんないわゆる半端物で、その点名誉や外見にとらわれず自由に走れる強さを持ってるんですね。
見ているときはとにかく目が離せないって感じるんですが、見終わった後なんとなくじーんってきますよ。
キングストン・フォールズでの悪夢のような騒動から6年…。ビリー(ザック・ギャリガン)とケート(フィービー・ケイツ)は、成功を夢見てN.Y.に出て、不動産王クランプ(ジョン・グローバー)の
高層ビルで働いている。ある日、ビリーは、ビルのテナントである遺伝子研究所で囚われの身になっているギズモと再会し、彼を助け出す。しかし、それが、新たな騒動の幕開けになることをビリーは知る由もなかった…。
大ヒットを記録した『
グレムリン [Blu-ray]』の6年ぶりの続編。前作が、ホラー・ファンタジーだったの対し、ジョー・ダンテ監督の荒技で、本作は、実写版カートゥーン的なスラップスティック・コメディへと変貌している。VFXの担当が、前作のクリス・ウェイラスのクルーから、リック・ベイカーのクルーへと交代したことで、ギズモの造形と顔が若干変わっている。2009年発行の英エンパイア誌の特集記事「偉大な続編50本」では、堂々第33位にランクインした。
冒頭のチャック・ジョーンズによるバッグス・バニーとダフィー・ダックのカートゥーンだけで、本作のトーン、ダンテ監督が目指した方向性が明確にわかる。それは、『
ルーニー・テューンズ コレクション オール・スターズ 特別版2 [DVD]』のようなカートゥーンを実写でやろうということ。自身、カートゥーニストを目指していたこともあり、ルーニー・テューンズを愛して止まないダンテ監督の茶目っ気と遊び心溢れた個人的趣味(前作のヒットで、ワーナーは、ダンテ監督に創作上の自由を保障した)が爆発したのが本作だ。話など、あってなきがごとし。徹頭徹尾、これギャグとパロディ満載のダンテ的狂乱の極み。
グレムリンたちがやりたい放題で、そのカートゥーン的な純粋で楽しいスラップスティックのエネルギーの持続には目を見張るしかない。クライマックスでの、グレムリンたちによる『
ニューヨーク・
ニューヨーク [Blu-ray]』の大合唱に至っては、感動すら覚えるほどだ。ホラー・ファンタジーの色彩が強かった前作の続編として観ると、その作風のあまりの違いに面喰うのは事実だが(実際、前作ほどはヒットしなかった)、ダンテ作品としては、いかにも彼らしい作品だと言えるだろう。続編というものの既成概念を徹底的にぶっ壊してみせたダンテ監督のアナーキーさに乾杯だ!
残念ながら、前作から引き続いての主演となるギャリガンとケイツは、正直、あまり華がなく、活躍の場もない。もっとも、これだけ大量のグレムリンたちの前では、主演が霞んでしまうのは仕方がないことではあるのだが…。その代わりに、ダンテ監督好みのキャスティング―クリストファー・リー(!)、ロバート・フロスキー、ジョン・グローバー、ディック・ミラー(ダンテ作品の常連)―が、出演場面こそ少ないものの、印象に残るおかしな演技をみせている。
本Blu-rayは、正編(あまり画質が良くない)の発売後、長らく発売が待たれていたもの。ワーナーが、いくつかの選ばれた作品のテレシネに用いる4Kフィルム・スキャン(DI工程)ではなく、35mmオリジナル・ネガ(かマスター・ポジ)からの通常のHDテレシネ、レストアされたマスターを使っているようだ。新作のような圧倒的な精細感、鮮やかな色表現はないが、DVDよりは確実に向上している画質だ。1990年の作品ということを考えれば、及第点の画質だろう。5.1ch DTS-HD マスター・オーディオの音声は、明瞭で、グレムリンたちの笑い声なども細やかに表現している。
特典には、ダンテ監督、脚本家のチャーリー・ハース、プロデューサーのマイケル・フィネル、ザック・ギャリガンのコメンタリー、遊び心に溢れたメイキング(約6分)、未公開シーン集(約22分、コメンタリー選択可能)、NG集(約6分)、もうひとつの場面展開(約3分、ヴィデオ版収録のサプライズ・シーン)、予告編が収録。残念ながら、すべてDVDの特典の再録で、SD画質(480i)。
目を見張るほどの決定的な画質の差はないので(ただし、大画面やプロジェクターだとその差は歴然)、本作のDVDを所有済の映画ファンにとって買い換えは不要かもしれないが、本作の熱狂的ファンならば購入してもいいのではないだろうか。
誰が望んでいたのか分かりませんが、
何故かあのインディが今頃帰ってきました(笑)。
懐かし〜いジョン・ウィリアムズの音楽に乗せて
相変わらず漫画みたいなアクションシーンのてんこ盛り。
カレン・アレンが登場したり、『聖櫃』がチラッと出てきたり、
旧作ファンへのサービスも欠かしてません。
最新の技術を駆使しているにもかかわらず、どこかしら古臭い映像も良し。
ラストのアレもいかにも
スピルバーグらしくてまた良し。