もう「ここまでやらないとしょうがない」というカンジなんですかね。
行きつくところはサイバーテロで国家壊滅、最後は戦闘機に乗って大暴れ・・・的な。
今(というかずいぶん前から)海外TVドラマのクオリティが物凄く高くなっており、
単に脚本の素晴らしさ、映像のリ
アリティなんて方向性で頑張ってみても、それでは
アクション映画はすみ分けが難しくなってきている。なので、良い悪いの評価は別にして、
ダイハードもアクション大作だとすれば、TVサイズでは収まらないところまでやらないと、
存在価値が無くなる・・・と考えたとしても、あながち根拠のない話ではないなあ、などと
勝手な推論をしておりました。
個人的には難しいことは考えずに観たので価格相当は十分楽しめました。
大型TVの大画面で「頭空っぽにしてストレス発散!」ならば「OK」ですが(音も凄いし)、
それ以上を期待するのであれば、どうなのかな・・・というカンジではあります。
二つ目のカバーを購入しました。薄いので、
iPod touchの薄さが損なわれないところが良い。マット
仕上げになっているため、指紋や汚れが付きにくく傷も目立たない。デザインはシンプルこの上なく、半透明なのでリンゴのマークが透けているところも良い。
前作から数年のブランクがあった事が逆に良かった気がします。
もともと演技力には期待できない
ブルース・ウィリスですが、やはりジョン・マクレーンは彼の分身と言っても過言ではないですね。活き活きしてます。
語られない数年の間にマクレーンにもドラマがある雰囲気がとても良かった。
今作ではジョン・マクレーンのキャラが「時代遅れ」「すぐキレる」と極端化されていますね。やや原始人です。
アクション映画も近代化した事により今作もCGやアクションなども最新の技術が使われてますが、あくまでも「古き良き刑事アクション」であって良かった。
シリーズを通して「ついてないヒーロー」ジョンの気持ちはあまり表現されてこなかったのですが、「誰か変わってくれるならオレだってやらない」ってセリフがジョンの心の叫びに聞こえてお気に入りです。
前作までの積み重ねがあってこそ出来上がった傑作だと思います。