私が購入した時点で2000円弱という安さにつられ買ってみました。
キーボードを使ってみた感想としては、短いストローク・キー配置・アイソレーション型というどちらかというとノートパソコンのような印象です。
価格の割にはキーを押した感じは悪くはありませんでした。
マウスのほうは若干癖があり、形状が薄っぺらいため幅があるのにつまみ持ちとなってしまい若干持ちづらいです。
MicrosoftのIntellimouse Optical D58-00067と比べてみましたが厚みは半分に近いです。
電源スイッチについてはキーボード・マウス共にありませんでした。
パソコンに接続したレシーバを外してもONのままです。
感度については私の環境では、可視範囲のフロントポートでは問題ありませんでしたがケース裏側のポートでは時々ではありますが動作に不安定さが出ました。
パソコンとの距離は1.5m程度、パソコンはワイヤータイプのスチールラックに載った状態です。
安く2.4Ghz帯のワイヤレス環境が欲しい方にはおすすめできますが、頻繁にパソコンを使用される方であれば質感・性能共に少々不足気味になるのではないでしょうか。
主人公は農民です。(名前はごんべだったかな?)
その農民が単騎で(2Pにもできますが)百姓一揆を起こします。
アクションゲームを作る上で、様々な選択肢があったと思います。
同じような世界観にするにしても、忍者、侍、盗賊……などを主人公にすることも出来た筈です。
それなのに、農民をチョイスした事には、凄く奇抜なアイディアだな、と感心せざるを得ません。
攻撃手段は鎌です。しかし、鎌を振るのではなく、投げます。
投擲物です。使い捨てです。
時たま落ちている竹やりは、拾わずが吉です。
ステージのクリア条件は小判を回収することです。
百姓一揆はどうしたんだ、と突っ込みを入れるのは無粋でしょうか。
このゲームはステージ数が少ないため、プレイ回数を重ねて、各ステージの
構造を把握していけば、すぐに全面クリアできることでしょう。
しかし、全面クリアしても、また最初の面に戻ってしまいます。
スタッフロールもありません。
このゲームをクソゲーと呼ぶ人がいます。
しかし、私はクソゲーではなくバカゲーだと思います。
おかしな世界観に、ヘンテコな音楽。
それらに笑ってしまった人は、このゲームを大いに楽しんだと言えます。
でも、当時定価で買ってしまった人は、お気の毒です。(約5000円)
このゲームが発売されて15年が経過して、「いっきおんらいん」なる物が登場したのも、
「いっき」が、一部の人々に愛されている証拠ではないでしょうか。