懐かしいの一言でした! そして帯には「お父さんも読んでたコロコロの大人気ギャグ!!」・・・当時の子どももうそんな年齢なんですよね。毎月、毎月楽しみで読んでいました。コミックも全巻今でも残っています。 新作とのことで、やはり当時の価値観とはかなりちがうな〜と感じます。「時代」なんですね。 ペスをこき使うのは当時は当たり前(笑)でしたが、今は動物虐待らしいです(笑) 当時を思い返しつつ、読むと楽しいです。結婚して、子どもがいて・・・そんな方でも当時に戻れます。 今の小学生向けのギャグってこんな感じなんだと新鮮味もありました。
本作、「超熱ゲームキッド クリエイ太」は30年余の歴史を持つコロコロコミックの初期に「とどろけ!一番」という受験バトル漫画(!)で人気を博し、続く「つるピカハゲ丸くん」で一世を風靡したベテラン、のむらしんぼ氏が今なお衰えぬペンを振るった快作である!
物語はゲームクリエイターを目指す少年が、(恐らく任天堂をモデルにしたと思われる)楽天堂なるゲーム製作会社に自作のゲームを携えて、(小学生ながら)売り込みをかけるところから始まる、
そこで出会った横柄で理不尽な大人達(自分で少年に名前を聞いておいて、少年が名乗った途端に怒鳴りだす、)に無理難題をふっかけられながらも、持ち前のファイトで次々とオリジナルのゲームを製作してゆく、時に、傷ついた子犬を助け、時にクラスメイトの閉ざされた心を開き、挫折した親友を立ち直らせ、卑怯な大人の妨害にも屈せず「モノ作りの楽しさと素晴しさ」を体現する少年、
この昭和から抜け出てきたような熱血少年が現代のコロコロ読者の友人として受け入れられたことに世代を超えた喜びを禁じえない、
本作は現代の子供がなりたい職業の上位にゲームクリエイターの名があがっていることに着目した編集者により企画発案されたそうだが、そこにベテランののむら氏を起用するセンスに喝采を送りたい、(若い作家ではついついゲームというテーマにマニアックなこだわりを見せ、児童漫画としての本流、本当に読者に伝えたいテーマから逸脱してしまう恐れを感じての事かも知れない)
憧れの職業が、野球選手からサッカー選手へ、漫画家からゲームクリエイターへ、世代によりなりたいものは代わっても、
なりたいものに憧れる少年の心はいつの時代も変わらない、
真の子供らしさを理解している「のむらしんぼ」氏だからこそ描けたコロコロまんが、
それが「超熱ゲームキッド クリエイ太」である。
早おぼえシリーズの中でもおすすめです。 低学年からでも十分読めます。マンガもおもしろいです。 理科の知識は、まんがで先取りするのが、中学受験の際の既視感につながり、勉強をイメージを持って勧められます。 なぜか理科はあまり改訂されていないようです。中学受験に使うにはいかにも知識量が中途半端な感があるからではないかと思います。 ということは、低~中学年向きということかもしれません。
キーワードは「貧乏」とそれに伴う「せこさ」だと思う。似た漫画は他にない(笑)。
決して「下品」な漫画ではなく、連載当時は「おぼっちゃまくん」と並ぶコロコロの看板だった。
四コマ漫画にしたのもある意味英断だ。愛犬のペスを「捨て犬」として拾わせて、与えられる餌を混じって一緒に食おうとするハゲ丸のアウトローな生き方が「小学生の持つ無自覚な悪意」と共振して(笑)ヒット作になり、調子に乗ってアニメ化までされてしまった。
ただ、大人になってから読むと笑えないと思う。小学生の感性には合ってもその小学生が「大人」になってしまうと・・・やはりね・・。
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