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非常に感慨深い本です。
犯罪者がが異常と見られるような行動をとるようになるまで劣悪な環境で育てられていたこと
 もし、自分も同じ環境で生きてきたのなら犯罪を犯してしまうんでないかという思いと
 この異常な犯罪者もまた、犠牲者なんではないかという思いが湧いてきます。すべての人がいい環境、悪い環境という『運』によって自我が築かれてると思うようになりました。
 とにかく、値段も値段なので買って損する事はありません
 
 
   
人の心に悪魔が入り込んだときに、それを追い出すのに
活躍するのがエクソシスト。
 
 神学校に入りながら、途中で退学になるように仕向ける主人公。
 しかしある事件でエクソシストへの道へと。
 
 映像としては あまり非現実的な描写シーンはありません。
 見ているがわには 科学と神話 そのどちらで この現象が
 起きているのか悩ませるようなシーンが続いたりします。
 
 それゆえに、後半のシーンは あらためて神の力を信じたく
 なっていくのかもしれません。
 
 すごく盛り上がるシーンがあるわけではありません。
 それでも 目が離せなくなるのはアンソニーホプキンスの
 演技力でしょうか。
 
 とはいえ、数度繰り返して見るほどの魅力はないです。
 
 
 
   
昔は一年中、毎日欠かさず聴いていました。聴くたびに発見があり、どんなに聴いても飽きなかったのです。彼の演奏するフーガは、複数の音の絡み合いを立体的に浮かび上がらせ、初心者にも、それを視覚的にとらえやすいのが特徴です。音を観て形で聴く、という喜びを知ることができたのはグールドのおかげです。
 曲全体に一貫した流れを持たせた演奏。慈しむような繊細で優しい音色。是非一度聴いてみてください。
 
 
   
 映画も名作である。しかし、どんなに素晴らしい映画でも、心理面は描ききれない。心理面をじっくりと描いた本書は、本当に息が詰まるような内容である。一方で、アクション的なところは、やはり映画の方が印象深い。映画も本もどちらも素晴らしい。
 
 
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