全ルートクリア済みです。
メガテンシリーズといえばそのマニアックさが売りとも言えますが、 本作はシリーズのハードな雰囲気を踏襲しつつも、 バランスは比較的ライトに仕上がっており、万人向けの作品となっています。
あくまで比較的、ですので何も考えずにクリアできるほど易しくはないです。
仲魔を手に入れる方法も、シリーズおなじみの交渉ではなく、 オークションで落札する方式になっています。 また、悪魔合体についても、作成に必要な悪魔が表示されるようになっており、 分かりやすくなっています。
マイナス要素としては柚子ルート以外が話は違えど、 殆ど同じような展開になっており、何週もすると食傷気味になるところでしょうか。 これは容量的な問題かもしれませんが、もう少し工夫が欲しかったです。
シリーズ未プレイの方にもオススメできます。
最近の攻略本にありがちなドッコイ説明は抜きで、かなりドライかつ簡潔に解説がなされているあたりに好印象を受けました。 その辺がゲームの世界観にもあっていてカッコイイです。 肝心の内容ですが、マップは大きくて、配色もクッキリと見やすい感じです。 モンスター、ペルソナのデーターは、小さめながらも全ての写真が添付されています。数値類も表に色づけがされているので見やすいと思います。 アイテム類に関しても、入手場所などまで書いてあるので便利。 とにかくあらゆる情報が、必要に応じてサッと探せる。 まるでタウン・ページ的な実用性を持つ一冊です。
縁システム(新密度)の詳細が知りたくて購入。
各イベント、選択肢によって誰の好感度がどの程度上がるか全てデータ化されているのでこの辺りを極めたい人はいいかも。
またイベントなどのタイムスケジュールなどもあるので計画的に無駄なくプレイしたいという人は持ってて損はないと思います。
その他様々なデータも充実しているので不足感はなかったです。
ただ各々データのページがバラバラで使いにくいのが難点。
ちなみに新規のイラストなどは一切ありません。
昔出た女神異聞録の方と、声優さんが入れ替わってるのでやはり違和感ありました。
ただお話の内容などこれはこれで楽しめるので、異聞録の方を知らないのであれば良いのかもしれません。
個人的には断然前のキャストが良かったので、残念に感じましたが。
ボーナストラックでは出演されている声優さんたちのお話(各自紹介)を聞くことが出来ます。浜田さん目当てだったのですが、意外と長めに(笑)話されているので嬉しかったです。
「この攻略本を手に取ってしまったら、6人の人にこの本を勧めないと大事なモノを獲られる。」
と帯に書かれていたのでレヴューします。
以下が大まかな目次とその内容です。
キャラクター紹介
基本システム(説明書的な内容を深めたもの)
噂システム
キャラクターとペルソナ(各キャラの成長傾向や大器晩成型などペルソナの成長タイプや変異について)
戦闘と悪魔とのコンタクト(説明書的な内容を深めたものが多いがダメージ算出式などもある)
ストーリー攻略(見やすいダンジョンマップと出現悪魔、廃工場ではフロア別出現悪魔も記載)
シアターの楽しみ方(カリスマ教室前編・後編とペルソナ泥棒の攻略マップとクエスト作成について)
ペルソナデータ(魔術師などアルカナ別で分類)
悪魔データ(レベル順で感情を引き出すために有効なキャラとその行動、例えば「ものまね」などが記載)
スキルデータ(合体スキルや噂魔法の発動条件・威力などを含めた詳細なデータ)
装備品データ・アイテムデータ・ショップデータ(噂で変化する品揃えの詳細)
金子一馬氏による主要ペルソナのイラスト(アポロンなどの主要ペルソナと新規のペルセポネーとクシエル)
となっております。
本の厚さは花畑本と言われるものと大凡同じですね。
本のデザインはストロベリー色(薄い赤)を基調にしたもので女性的と思いきやシアターの楽しみ方以降は深紅色となり暗い感じになります。紙質はザラザラ感のあるもの。
肝心の内容ですが、PSP版で初登場のシアターに関するダンジョンデータがありがたかった。恐らくここがPS版用の攻略本にはない一番の売りだと思われます。クエスト中はセーブできないため、複雑なダンジョンであるペルソナ泥棒のクエストの攻略には不可欠です。
またクエスト作成の際に使用できるNPCのグラフィックなども掲載されておりクエスト作りをされる方にも配慮されている攻略本になっています。上記のクエスト以外のダンジョンマップも掲載されています。
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