この大型本も買ってしまったのだけれど、やはり個人的には、単行本のほうが 素敵に感じられる。 大変全体がまとまっており、いつものように写真そのものもよく、 保存には最適かと思う。
Thanks for the nice CD, very good! Thank you.
宮沢りえ「サンタフェ」と並ぶ篠山紀信の代表作。 ありがたいことです。
原作を読んでどうしても映画版を観たくてやっと観た作品です。 「催眠」と同じ監督さんなので、色々期待してたんですけど、 ちょっと残念かな・・・(私は) 思ってたより、淡々としていました(大勢の人と絡むシーンが少ないからか) でも、さらりと良いラヴストーリィを観たという感じで良かったです。 日本の昔のいい映画作品たくさんあるので、どんどんDVD化してもらいたいです。
多くの謎を残して消えた「写楽」。その誕生から失踪までの描いた作品です。
写楽を歌舞伎小屋の下っ端役者として足の怪我を負う所から始まります。やがて芸人一座と出会って「とんぼ」と名乗り、彼らと芝居小屋を行き来します。そして吉原で遊女に一目惚れ。しかし彼女は美人画の絵師、喜多川歌麿が…。
原作は未読ですが、最初は登場人物の多さに気が散りました。しかも片岡鶴太郎、フランキー堺、岩下志麻、佐野史郎など癖のある脇役陣に、肝心の写楽が霞んでしまい、当時の雰囲気・そこまでの事情を説明するのに必要な人数だったのか疑問に思います。また生き生きとした絵師「写楽」はここにはいない。そこも残念でした。
ただフランキー堺氏は写楽研究家だけあり意気込みが他と違います。また永澤俊矢演じる「後の葛飾北斎」には個人的にお気に入り。あの「のっそり感」が堪りません。
総評として、大人のための時代劇。歌舞伎、春画(ボカシ入)、吉原と江戸情緒満載ですが、繰り返し観ないと良さが分からない作品かも知れません。今は結構ハマってます。
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