クリスマスソングベストというと思いっきりクリスマスっていう感じですがこれはlovesongとのコラボレーション。うたい文句の通りクリスマスを過ごすカップルには本当におすすめです。 最初に松田聖子の曲というのも最近のこうしたアルバムではとても新鮮で、彼女の透き通った声にはうならされます。一度聴いてみて下さい。
ずっと知りたかったスイーッと気持ち良く飛ぶ紙飛行機の作り方がやっとわかりました。基本の折り方からバランス調整、ツバメのように回転させる方法、急降下から急浮上の仕方など一つ一つ試してみたくなります。いつのまにか子供よりも親のほうが夢中になっていたりして・・・。身近に昔ながらの遊びを教えてくれる大人が少なくなってしまった昨今。こんな絵本の存在は感謝です。
膨大なシュメル神話の中から、創世神話、大洪水、ギルガメッシュ神話、などの主要な神話を紹介し、 あわせて、その神話に関連する、歴史的あるいは考古学的なトピックを紹介している。 写真や図、表などが多く使われていて、神話の世界を、より具体的なものにしている。 また、読者に親近感を持たせるため、関連する日本の神話を紹介したりしている。 日本人になじみのない、シュメル神話について、いかにわかりやすく伝えるのか、さまざなま工夫がされていて、好感が持てる。
石原慎太郎
河合隼雄
秋山孝男
の文章がオモロイ。
来日初期、通りすがりの男前な日本人に見とれておいて、その日本人が英国人女性と結婚していると聞くなり「アングロ・サクソンがモンゴロイドなんかと!」と日記に綴った米国人少女クララの日記の下巻です。
上巻では白人至上主義臭の強かったクララですが、時を経る内に彼女はだんだんと日本に感化されていきます。来日間もない欧米人や、日本の事をろくに知らない欧米人の日本への偏見を聞き、大真面目に憤慨するようになり、かつては見下していた日本の文化や伝統に対しても深みを感じるようになり、かつては絶賛していた筈の欧米の文化と比較し、時には恥じ入るようになる。
挙げ句の果てが、日本人男性(勝海舟の三男梅太郎)との恋愛結婚です。
来日当初のクララに未来の事実を教えたら仰天するでしょうね。
ところでクララの日記には梅太郎の事はあまり出てきません。クララの一家は明治13年に一度米国に帰国しているのですが、帰国に際しての親友お逸との別離の描写から見ても、一家は再び日本の地を踏む事になるとは考えていなかったようで、まるで今生の別れのようでした。その際にも梅太郎の記述は少ない。恐らくこの頃の梅太郎はクララから見たら全く恋愛対象ではなかったのだろうなと思います。クララは1861年生まれであり、梅太郎は1864年生まれで三つも年下です。来日したばかりのクララは14歳であり、となると梅太郎は11歳。帰国時のクララは19歳であり、梅太郎は16歳。年下の仲のいい異性の幼馴染みという感じだったのでしょうね。日記の描写から察するに、クララが梅太郎を男性として意識するようになったのは再来日後からのようだと想像出来ます。
下巻の見所は、明治16年8月8日、クララたちが来日中の朝鮮公使をもてなした記述でしょうか。
当時の日本と朝鮮の関係がよくわかります。
下巻は明治11年7月から明治20年4月までの日記が収録されています。
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