横山さんの本を読むたび、どうしてこんなことがあるのだろうか? って理不尽でやりきれない。 東レで頑張っている、木村さんの華やかなプレーをみるたび 胸が押しつぶされるようで、悲しい、彼女も木村さんみたいに 光り輝く未来が待っていたのではないか? 私は、文武両道なんて必要ないって思うから、何もかも頑張らなくてもよかったんだよ、 ハードなスケジュールと、周りの期待が彼女の身体を壊してしまったのか? 特に、若年のスポーツのありかたに疑問を感じる 根性論とか、それは間違っていると思う。 身体の成長にあわせた適度な運動で、勝てないなら、結果は問うべきではない、 運命というものは、あまりにも残酷すぎる、言葉にできない彼女の魂の慟哭が、胸からはなれない。
初めてオンエアを見たとき、感動したのと同時に、とにかく学ぶことが多く、見てよかったと思いました。
オンエアの数日後、電車で偶然田村さんにお出会いし、「プロフェッショナル見ました!」と言うと、笑顔でいろいろとお答えいただきました。
自分の仕事にも通ずるものがたくさんあり、今の自分の心の支えになっています。
私のバイブル的DVDです。
わが子が白血病と告知され、混乱の中で病気に関する情報を探しました。JACLSが発行している冊子(ご家族のためのハンドブック)やがんの子供を守る会から資料を取り寄せましたが、納得できる答えが書いてあるものはありませんでした。それは、「どうしてわが子が小児がんになったのか」
この本には、現時点でわかっている小児がんの原因が全て書いてありました。環境要因/発がん物質/ウイルス/遺伝子異常/二次がん/遺伝に分けられ、素人にもわかりやすい説明があります。しかし、なぜ息子が白血病になったかということはわからず、いまだ原因不明のままですが、この本から納得できる回答が得られたと感じています。
この本は、私たち小児がんの子どもを持つ親が抱えている不安や恐怖を、ひとつずつ受け止めてわかりやすく解説し、医療者とともに子どもをケアして、子どもとともに病気を克服する勇気を与えてくれました。
本の大きさや価格もちょうどよいので、鞄に入れて病院に向かう電車の中やベッドサイドで読むのにピッタリです。小児がんのお子さんをお持ちのご家族、お友達のお子さんが小児がんだと知ったまわりの方々にもぜひ読んでいただきたい1冊です。
この本を読んで、私は母が亡くなった時を思い出した。
母は薄れていく意識の中で、いくつもの後悔を口にした。
「体が動くうちにもっと好きなことをしておけばよかった。」
「家事の仕方や家のことをもっとお父さんに教えておけばよかった。」
「孫の顔が見たかった。」
母の後悔を聞くたびに、心が痛くなった。
残された者は、死者の後悔の言葉を忘れることなく生きていくことになる。
後悔がないように生きることは、自分のためだけではなく、残される者たちのためであると思う。
心に沁み入る本です(それ以上の言葉はいらないと思います)
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