スピード感とバリエーションを兼ね備えた言葉の応酬が
印象的な作品であります。
本作の会話こそ「言葉のアクション」と呼ぶに
ふさわしいのではないでしょうか。
妖魔メデューサを倒し平和を取り戻すため、長い旅をして来た主人公クルト。ところが、最終決戦を目前にして突然の悲劇が彼を襲います。しかし、平和を求める人々の思いを背負いながら果敢に進むその姿は、いつしか世界中の心を一つにしていきます。
人を、妖魔を、神々をも巻き込んでついに始まった最大の戦いを是非ご覧ください。
これまでの長い物語を振り返る総集編付きです。
ジュンの恋人ミカが日本から韓国にジュンに会いに来て、ジュンの代わりにルームメイトのジェウクが迎えに来たことで3人は記憶のすれ違いを起こして恋がトライアングルに動き出します(*^.^*) ジェウクの魅力タップリの作品になってますね。 おちゃめなジェウク 優しいジェウク 切ないジェウク 悲しいジェウク 美しいジェウク たまりません〜(〃▽〃)ぜひ大画面で見たいです!
ピグマリオリニューアル版第三巻は… ザドスの笛吹きル・ルージュの登場するゲオルグの国篇。 涙なしには読めない小品、雪山の王ゼオとの戦い「異形の王」。 黄泉に落とされた精霊オリエのものがたり「オリエ 地の底の戦い」。 さて、いよいよ第二部。 ドラマが深みを増してゆきます。 おすすめは、やはりおまけ「メイキング・オブ・ピグマリオ」で 作者もお気に入りと語る死の山の王ゼオとの物語でしょう。 「わしはただのけだものだ!」 「あの目がなにを告げていたかわからなかった」 「あの人が好きだったんだね」 「私が あの女を…」 自ら死にゆくゼオとクルトの最期の友情。 ゼオに仕える雪姫たちへのクルトの思いやり。 とてつもなく哀しく、優しい物語です。
リニューアル版第二巻は、対サロメ篇から水晶の姫、そしてひとりぼっちのパルパオまで。 もう対サロメはのっけからエグイシーンの連発で、ほんとに怖いです。 サロメの策略がもう最悪。 後半に登場するネイアスとともに、 死体に入り込む系としてピグマリオ最恐の一人です。 今回改めて読み返しても、これはきびしい。 水晶の姫の敵ゲオルグも怖さ的にはかなりのもの。 でも、そんな怖い世界だからこそクルトの元気さがしみるのかも。 三人の醜いオババにキスをするシーンのためだけにでも、 読む価値ありでしょう。 あ、このシリーズは、カラーページがとってもキレイです。
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