今回も律と競演中の林梨絵ちゃんがぐいぐい来てます。 それにハルも混ざって恐ろしい化学反応で律とチロの恋路は前途多難の様相が色濃くなってまいりました。 狐、特に右近の方の挙動も怪しいし。 トラブルメーカーしかいない二人の周辺、本当に大変だなぁ・・・
しかし、梨絵ちゃんという子のこともだんだん分かってきたし(母親想いで料理下手で) まだ律のことが本当に好きなのかは決定的ではないけれども、 今後も二人をいい感じで引っ掻き回して欲しいですね(もちろん律が梨絵ちゃん選んだら嫌なんだけど・・・)。 そもそも幼馴染同士の恋愛物にライバルもいないんじゃ、話にも漫画にもならないし。 ライバルが主人公より高スペック(人気アイドル)だとやっかみにしかならないけど、 作者がこの梨絵ちゃんをどう昇華していくかは楽しみです。
他の方が指摘してたほど作画は気になりませんでした。 まあ、部分的にクオリティが落ちることもあるんじゃないですか?
「オトナになる方法」の登場人物たちの その後のお話です。
ジョナサンと広子の大学生のときのお話、 久美子と真吾の双子の子供が中学生のときのお話、 子どもたちが三歳前後の時の短編、 真吾たちの結婚式の時の坂田君と小澤さんのお話、 キャロルと、新登場のマンガ家さんとのお話の 五作が収録されています。
久美子と真吾の子どもたちは、予想通りの ふたりの子ども紹介、というお話です。 キャロルのお話は、番外としてでなくも楽しめる、 まとまりのいいかわいいお話。 で、いちばんびっくりなのが、坂田君と小澤さんのお話です。 大人になってまるくなった小澤さんが、 坂田君の前だとちょっと昔に戻っているみたいなのが なかよしな感じで、お似合いかと思いきや、 その後がかかれている短編で、驚きの事実が。。 どうなっているのか、気になるお二人です。
天人と陸の母親がやっと堂々と出てきたという感じです。
娘の洋子がなくなってから、精神的に病んでしまったのです。だから、生の魚をそのまま食べてしまったり…という行動にも出てしまいます。
そして大好きな浜辺の歌を口ずさむ…。
前巻から引き続き、シーボーンのクラフトショーに出展している、天人たち。
雑誌記者からインタビューされたりと、大成功に終わります。
陸に告白することを決めた、朝。
複雑な天人。
朝の決意を傍で見て、自分も母親に向き合うことを決めます。
大成功を収めたクラフトショーの写真を携えて…。
さすが大ベテランの作家さんですね。読みやすくて、絵も安定しています。
今後、天人がどう母親に向き合うか、朝との関係は進展するのか。楽しみです。
『紅茶王子』のメインカップルである
「アッサムと奈子」のその後のお話がメインの本です。
二人の間に生まれた娘を中心として起こる、
ちょっとした騒動から家族の絆が深まる話。
あの独特なやわらかいイメージはそのままなので、ご心配なく。
『紅茶王子』での、アッサムと奈子のラストに
少々もやもやした気分を残していた方は、
読んでみても良いかもしれません。
私が、そうでしたのでややオススメ。
他にも、短編が同時収録されてますが、いまいちでした。
ですので、この評価です。
最終巻です。
ベンケイの話は切なすぎて泣けます(;_;)わかっていても…ワンコと一緒に過ごしてるものには辛い=з
『空色海岸』はみんなが想い合って生きているので素敵です☆☆☆
また、舞台が海付近で…山田南平センセお馴染みの湘南メイン…今回も逗子海岸とか多分葉山とか? 出てたので、地元民としては親近感が沸いちゃってました☆笑
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