チャイコフスキーの交響曲第4・5・6番のスコアです。
これだけ入っていると、普通に日本の出版社から出ているポケットスコアをすべて買うよりは、多少安くなります。
でも、正直でかい!重い!
このまま持ち運ぶとか、無理です。と言うかイヤです。
各交響曲ごとに切り離して製本テープでくっつけるかして使用するといいでしょう。
中身は、ブライトコップ版みたいなので、楽器名などはドイツ語表記ですが、あとは日本版のポケットスコアと変わらないです。
とりあえず、大きいので見やすいです。
言わずと知れたDover版のDvorakのフルスコアです。 8番はNovello版のリプリント、9番はN.Simrock(でいいのかな?!)のリプリントになっています。 もちろんDover版なので楽譜の間違いは愛嬌って事で(^^;スタディースコアとして如何でしょうか?
ここ数作、良い曲も有りましたが、何となく ??? だったシンフォ-X。
シングル寄せ集め集的印象の、軽く希薄なアルバムを連発していたように思いますが、今作ではやっと、このバンドらしさ、
つまりは、ヘヴィでテクニカル、展開の妙に加えクラシカルな雰囲気も戻り、このバンド本来の姿に戻りました。
楽曲は全て分かり易く、難解さは全く有りません。にも拘わらず聴くほどに味わいを増し、様々な発見をさせられます。
それだけ楽曲のクォリティが高いと言う事でしょう。
このバンドの初期や、ADAGIO の初期などをも想起させてくれます。
良い意味で懐かしさと新しさが混在したサウンドと言えますね。
ロメオも、ここ数作の中では一番素晴らしい演奏をしていますし、キーボードを前面に押し出す曲も復活。
老いてしまった感のあるDTに比べ、シンフォ−Xは若返りました。
このバンドなら、こういう演奏が聴きたかった!。真にこの作品は、そう言えるアルバムです。
残念な事は、2枚組-1時間20分強の最後の方が、ややダレてしまった事。
でも、価格が安いので全く問題には成りません。
本当に素晴らしいアルバムです。曲は聴きやすい曲が多いですが、ポップスとはまた一味違って独特の世界観があると感じました。
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