すがや氏のゲームセンターあらしに至るまでの青春を振り返った本です。 90年代からネット上で書き溜められた物をまとめたものですが、そのため書き下ろしにはない凝縮感・疾走感があり、だれた所がありません。 チーフアシだったころの永井豪を含む石森章太郎一門、若き松本零士、との出会いから、70年代当時の氏の仕事ぶりが詳細に語られます。 すがや氏のスーパーワーカーぶりと漫画に賭ける情熱がものすごい。
携帯電話の普及や登録局タイプのデジタルトランシーバの登場で離れた場所との連絡は格段に便利になりアマチュア無線の活躍する機会は少なくなってきたように感じますが、無線に対する基本的な知識や資格を持ちあわせておいて損はないだろうと思い勉強を開始。最初の1冊として各所で薦められていたこの本を購入しました。
昔から数字や計算は苦手で無線や機械に関する予備知識もゼロの状態からのスタートでしたが、漫画を見ながら少しづつ学んでいけるのであまり抵抗を感じることなく勉強できます。「アマチュア無線の資格試験は丸暗記でOK」とは聞きますが、暗記の不得手なわたしにとって一から優しく説明されておりじっくり理解していけるこの本の内容は最適でした。
この1冊をおおよそ理解したうえで例題集を1冊こなせば基礎知識もしっかり身について、試験もバッチリです。
入門書としての内容は他の方に任せるとして、純粋に『横山えいじファン』としての評価です。
てっきりイラストを多用した本かと思いましたが、完全にストーリーマンガです。でも原作のすがや先生がネーム・コマ割りまでやってらっしゃるとのことで、横山色は非常に希薄なものになっています。そのままシュガー佐藤や山田ゴロが描いても成立する内容なので、SFマンガ限定の方はSKIPしてOK。でも横山作品に間違いは無いので、ファンは一応買いですかねー、将来的に新装版とかも出なさそうだし。
何故、特典がインベーダーキャップでないのか? 復刻版があるからか? 復刻版はにせ物にすぎぬ。DVD‐BOXがすでにインベーダーキャップに変更出来ぬのなら、ブルーレイBOXでは、必ず特典をインベーダーキャップにすることを命ずる。 補足:特典がインベーダーキャップなら、かなり売れたであろう。後悔するであろう。
本書は、毎回、講師が代わる形で進行するオムニバス形式の大学の講義を
まとめたものだそうだ。講師の方々は、ジャーナリズムの世界等で第一線で
活躍されているようだが、正直、自分は知らない人がほとんどだった。
とはいえ、内容は素晴らしかった。
「リアルタイム・メディアが動かす社会」というのは講義の名称のようだが、
twitterやfacebookがジャーナリズムの現場等でどのように活用されているのか、
それによってどのように世の中を変えているのか、ということが、
講師の方々のたくさんの事例で非常によくわかり、とにかく面白かった。
こういった講義をライブで受けられる大学生が本当にうらやましい。
講義録の形式になっており、非常に読みやすい点もよかった。
オススメの一冊です。
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