シベリウスの入門者、シベリウスを聴きたいがまず何を聴いていいかわからない方、
まず、これを買って聴いてください!きっとシベリウスの世界を堪能できるでしょう。
選曲も、カレリア組曲、フィンランディアといった親しみやすいものから、管弦楽
曲の名曲、日本で特に人気の高い交響曲第2番、ヴァイオリン協奏曲、など、入門には
ぴったりの選曲です。その上、演奏者も超一流。演奏も超一流で、この価格。
大変なお買い得です。
おりしも2007年はシベリウスの没後50年。シベリウスメモリアルイヤーです。
さあ、あなたも今年のクラシックトレンドに乗り遅れないようにシベリウスを聴きましょう!
ピアノ協奏曲第3番は、カラヤン/ベルリン・フィルとの協演で1957年5月26日、ベルリン、ホッホシューレ・ザールでのライヴ録音(モノラル)。当日は、ヒンデミット:交響曲『画家マティス』とカップリングされているシベリウスの交響曲第5番が演奏された。以下は3番について。
面白いことに、バーンスタインとの協演では双方決裂したエピソードが有名であるが、このカラヤン盤では、意外にしっくりと収まっている印象。ある意味、グールドはテンポをキチンと守り優等生的に弾き、カラヤンもこの<若き才能>との暫しの邂逅を楽しんでいるような演奏。一体感を醸成するよりも、お互い気を配りなるべく合わせていこうといったスタンスのライブだが、カラヤン/ベルリン・フィルがここまで美しく追走してくれればグールドも我が儘は言えなかったかも知れない。
前年、グールドはベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集Vol.7(第30〜32番)を録音しているが、共通するのは、作曲家の精神へ深く没入せんとする独特の表現<沈下力>。3番では第2楽章ラルゴでそれを聴くことができる。ここでは、カラヤンが実に見事にグルードに合わせている。その一方、第3楽章では文字通りカラヤン流<協奏的>世界を両者で築いている。グールド・ファンならずとも実に楽しめる若き記念碑的1枚。
音楽はとてもよく名所によくあっています。ナレーションが無いので、音楽も同時に楽しむことができます。仕事を終わった後に30分癒しの音楽で旅行気分に浸っています。ただ、画質はあまり良くないので、それを期待している人には不向きかも。
正統性だとか精神性だとかを考えたときに、カラヤンの演奏は賛否両論ですが、純粋に管弦楽の美しさを追い求めるのなら、カラヤンとベルリン・フィルの演奏はまったく文句のつけようが無いと思います。
このようなオーケストラ小品集では、そんなカラヤンの魅力がストレートに伝わってきます。難しいことを考えずに、オーケストラの華麗な響きに身を委ねてしまいましょう。
家族のピアノ演奏曲目の「教科書」として購入.有名な「樅の木」ももちろん収録されている(Spruceというのは本来,トウヒであろう).情感豊かに演奏されている.EMIで発売されたものが,名盤のHQCDシリーズとして廉価で再発.録音は1970年代.東京藝大を主席卒業し,フィンランド在住の長い舘野泉の,気力の充実した壮年期の録音である.シベリウスのピアノ作品というと,一般になじみの少ないものが多いが,日本人が両国の架け橋となってすぐれた音楽活動をしていることは感慨深い.10年前脳卒中で右麻痺を発症,その後,南相馬市民文化会館の名誉館長に就任.南相馬は,地震・津波・原発事故の三重苦の真っ只中.舘野はいま,なにを思っているだろうか.
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