車いすの麻酔医・沖田龍生 沖田を皆戸野医院のスタッフにするために勝海は違法カジノに潜入する。
魅力的なジャーナリスト・瀬奈汐凛も登場してドラマチックに物語は進む。
当初は戦場という極限状態とはいえ人を殺してしまった罪の意識から一度はメスを置いた勝海が医療費にも事欠く人たちのために医師への道へ再出発する物語だったのだが、裏組織関係の話が多くなってきてしまって、私的にはマイナス星2個にさせてもらいました。
絵が綺麗で見やすいです。 ストーリーも真実に迫りなかなか読み応えがあります。 3巻でようやくクリスが表紙になったので、ゲームファンにとってはそこがポイントかな、と。 4巻が待ち遠しいです。
人気の出たドラマは映画化される、というのがパターン化されてしまいました。
ところが、映画にするほどでもないと思えるような作品が多いのです。
この作品も、映画化するわけでなく、ドラマの拡大版でもいいような気がしました。
それを除けば、楽しめるのですが。
で、ドラマ同様に、事件が起こり、それに立ち向かう猿とその仲間。
相変わらずの妄想は笑えます。あえて言えば、妄想をしてしまうという男のサガを見せてくれるシーンには、癒されると言ってもいいかもしれません。
肩肘張らずに見れば、けっこう楽しめる作品です。
渋谷を舞台に鍵師の高校生、通称サルがアイドルや、ドラッグなど裏社会や風俗がらみの事件に巻き込まれていくというのが簡単な内容です。 何となく作者は池袋ウエストゲートパークに影響を受けているのかなと感じるふしがありました。 どちらも特定の場所を舞台にして、風俗的な事件に主人公やその地元友達が協力しあって解決していくという図式がみられます。 青年誌らしく、下ネタもバッチリあり、絵も見やすいのですが、鍵ネタでひっぱるには少しごちゃごちゃした描写が多いのが残念です。 鍵の仕組みについての説明はとても興味深いのに、それをストーリーにうまくのっけるには少し力量不足なのではと感じました。 多分いろいろな要素を詰め込みすぎなんだと思います。 巻数を重ねるごとに鍵ネタも雑になっている印象で、作者がギャグをやりたいのかシリアスをやりたいのか、エロをやりたいのかわからないと思いました。 似たような作品で、のぞき屋という漫画がありますが、ギャグや下ネタのはさみ方はこちらが数段上で、ストーリーも読みやすく、もう少しがんばってほしいです。 ★3つにしたのは、鍵をテーマに扱った斬新さと、漫画として一定のレベルは保てていること、あとは実写化おめでとうの3点です。
色々複線を張りながら話が展開していっていると思うのですが、この巻では一つもフラグ回収されずに終わってしまうので投げっぱなしというか、消化不良感が否めません。 ホラーとしても、この巻ではゾンビが数体現れるだけですので、ゾンビ映画、ゾンビゲームの見せ場である「パニック状態」も発生せず。 ただ、これが2巻、3巻と読み進めていく中でどう発展していくかによって作品の評価は変わって来ると思います。
この巻だけを評価すれば、可もなく不可もなくという感じだと思うので、とりあえず★3とさせていただきます。
ただ、難を言えば、「この謎は今後どうなってくるのか」、とか、「犯人は誰なんだろう」とか、そういうところの見せ方が上手くないので、次巻へのわくわく感みたいのが沸いてこないんですよね・・・
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