正直、初めて聴いた時は何処が良いのかまったく分からなかった。 音は騒々しいし、ボーカルの声は聴こえづらいし… しかし、聴いているうちに手放すことができない音楽になっていった。
それまでJPOPを少し聴く程度だった私に音楽の素晴らしさ、ロックのカッコ良さを心底教えてくれた一枚。
ナンバガのアルバムは全てカッコイイと思うが、個人的にはこのアルバムと直後に発売されたLIVEアルバム「渋谷ROCK〜」が堪らなく好きです。
「サビのあるジェーンズ」こんなもの誰が想像できたでしょう?
本作のジェーンズはしっかり曲にサビがあるんです。
前作のストレイズとは全く違えどしっかりジェーンズ。
前作はセッションしたのをそのままアルバムにしたかのような印象だったんですが
今作は練りに練ってる感じの曲が勢ぞろい。
メタルファンクは影を潜めてますが、怪しくも強いリズムに
浮遊するデイブのギターに怪鳥のようなペリーの声が溶け合う曲たちは
今までのキャリアをとても上手く表に出せてます。
ジェーンズは勿論。ポルノのファーストが好きだった人もその後のソロが好きな人も
必ずどこかにツボがあります。
オススメは3と4個人的にはこの2曲のインパクトが凄かったです。
レビューがないのが信じられない傑作です。
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