全日空を創設した美土路昌一(みどろ ますいち)の生涯を描いた本。この本を読むまでは同氏の存在を知りませんでした。明治生まれの男らしい生き方で、戦争があったり、朝日新聞の内紛に巻き込まれたりと、何かと苦労が多かった人生だったように思います。。「カオタンポ」でお金を借りたなどというのは昔の古き良き時代を感じさせますし、新聞社の社長が航空会社を創設したというのも時代を感じさせます。創設時に日本航空に対峙して何故ヘリコプター業務に特化した事業計画を策定したのかとか、全日空が日本航空に吸収合併されそうになった時、体を張って守った下りでは、どうやってそれをはねのけたのかとか、その辺りはもう少し突っ込んで書いて欲しかったなと思います。
ビジネスマンとしての見本としてというよりは、昭和の激動期を生きた男の生き様を感じるという一冊として非常に興味深い内容だと思います。
メロディーが良いものは古さを感じさせませんが、このアルバムは正にそういった類のものだと思います。 曲調が似通った部分の多さが気になって星4つ。 ただし全体的に一曲ずつの完成度は高いです。特に「Stay Gold」のメロディーラインは絶品。これだけでも聴く価値は十分あり。 食わず嫌いで避けていましたが、タイムリーに聴かなかったのが悔やまれる一枚です。
タイトルはおどろおどろしいですが、中身は大変まっとうです。 日本の航空業界はどうしてこんなにダメになっちゃったのか、 海外ではどんなことが起こっているのか、 JALとANAはそれぞれ何を志向しているのか、 そして何が足りないのか。 航空業界誕生当時までさかのぼり、歴史もわかります。 業界に興味がある人にとって、一冊でだいたいすべてをカバーしている本書は非常に役立つと思います。 抑制された筆致も好感が持て、オススメできます。
航空業界志望の方、JALとANAの違いを勉強するためには、なかなかいい本だと思います。
私は全て、気になるものは読んでみないと気がすまないので、読みましたが、
私には結構JAL寄りであると感じました。
ANA好きの方は無理して読まなくてもいい気がしました。
「いいちこ」のCFが、まず頭に浮かびます。それほどあのCFとビリー・バンバンの曲とがマッチしていたのだと思わせられます。もちろんそれだけでなくベストと有るように、メディアでよく耳にしたあの時代が思い起こさせられる、70年代に学生だった方にはゆっくりと曲が楽しめるアルバムだと思います。
|