魏志倭人伝を盲目の文学者宮崎康平は500回以上、後に妻になる声優に読んでもらった録音テープを繰り返し聴いたという。盲目になったことで眼の見える者にわからないものがわかった。それは魏志倭人伝の記述を間違いのないものと思いその通りの道を杖と足と妻の導きで歩き新しい土地か地山か川がどの様に屈曲して行ったのかを想定し福岡湾から有明海まで運河があったことを確信した。これが決め手であろう。これで島原に邪馬台国があったことがわかった。倭国の大乱の時卑弥呼が魏に援軍を依頼したが軍旗が届けられたという記述があるが敵対国が強大であった為に援軍を送らなかった可能性がある。深い思いがこもった映画です。
個人的に本屋で表紙に目を引かれて手にとると
カズアキさんの挿絵だということが多かったので
イラスト集が出るのを心待ちにしていました
躍動感のある線画、鮮やかで繊細な着色、何より
その量に圧倒されます
ざっと数えたところラフが12枚ありますが、
モノクロの収録はないです
厚み2センチのフルカラー264ページ、細部まで
丁寧な仕事で値段以上の満足感を得られました
つかこうへいさんの原作・脚本。若い井筒監督の東映の仁侠映画を髣髴させるようなコテコテの演出。キャスティングも超一流揃い、大変すばらしい作品です。チョット残念なのは岩城晃一さんの演技が・・・今見ても楽しいですよ。
原田芳雄が大熱演。クライマックスでは越路吹雪のモノマネまでやります。 若松孝二監督作品ですが、この映画は主張もエロスも抑えてじっくり撮っています。監督がそう来るなら俺はこうする、と原田芳雄が現場で乗ったと思うと、なかなか味わい深い。 ちょっと登場する佐野史郎の、テレビで人気に火が付く直前に完成しており、ブレイク前の佐野史郎が軽い役もやっていたと確認できるオマケつき。 劇場公開中に広告のデザインが変わり、急に佐野史郎の写真も加えて「今話題の、この人も登場」と宣伝していたのも懐かしい。
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