普段の生活の中にいろいろな要素がある事は知っていましたが、これは驚きました。
ジョシュ・ハートネットのファンなのでモーツァルトとクジラなんて題名変だなと障害者の地味な内容をイメージして鑑賞しましたが、ジョシュの繊細でひた向きな演技は圧巻!ジョシュの出演映画の中では一押しです。★を4つにしたのは相手役のラダがちょっと年すぎ(それがまた良いのかもしれないのですが)というのとアスペルガー患者の仲間の演技が若干わざとらしい感じを受けたからです。ストーリー的には細かい描写が描かれていて欧州監督っぽくなくハッピィーエンドで良かったです。
以前から、対人関係の構築など悩みがあり、自分としては普通なのに、どうしても幼児期から周りから浮いていたのですが、誰にも相談(親にも)せずに30代に入り、思い切って心療内科などを受診したり主人に相談したりしましたが、「考えすぎでしょう」の反応で、特に心療内科では、解決する自信がないとか、別のところでは、思いっきり「普通なのに何言ってんの」の態度だったため余計に悲しくなったりでした。この本を読んで完全に私自身の取扱説明書というか、私そのものだったので、自分自身を客観的に見て理解することができました。大切なのは、自分を正しく理解し、自分のあるべき姿で人生をおくるべきだと分かり、かなり役に立ちました。この本は、ずっと大事に持ってると思います。 空気を読めない、特に会社で人間関係をうまく築けないなどの悩みがあれば、是非読んでほしい一冊です。
旦那(アキラ)さんはアスペルガー
普段は余り漫画やアニメを読まないのだが、
友人から「面白いから読んでみて」と渡された。
1ページ目をめくって、今までの漫画とは違う感じがして
どんどん読み進み、あっという間に読み終わった。
何故か私の周りにもアスペルガー症候群という病気の
人が沢山いそうな感じ.....。
色々な人の顔が浮かんで面白かった。
・やさしくて絶対怒らない、思ったままを口にする
・KYである
その他、いろいろありますが、
貴女の旦那様も、もしかしたら....。
By KyonKyon
アスペルガー症候群について卒なく記載されていて参考になる。特にアスペルガー症候群の病因(解剖学や環境素因)についてはかなり詳しく記載されている。
ただし、本書は問題もある。本書はアスペルガー症候群と思われる有名人のエピソードを数多く載せているが、如何なものだろう。偉人の多くにアスペルガー症候群の方がいたのは確かだろうが、いくらなんでも多すぎ。これではまるで偉人は皆アスペルガー症候群のような印象を与えてしまうし、本当に彼らがアスペルガー症候群だったのか検証もあまりされていない。また、アスペルガー症候群の管理は専門家にとっても容易ではなく、それらの管理の苦労は一切本書では記載されていない。著者は精神科医ではあるが、おそらく児童精神科医ではないのではないだろうか。
本書でアスペルガー症候群について興味をもたれた方は杉山先生(「アスペの会」の創始者で自閉症の研究では有名な方)の「発達障害の豊かな世界」を読まれるといいだろう。アスペルガー症候群のきれいごとではない問題点がよくわかる。
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