ギターをコピーされる方ならものすごく重宝される思いますが、ギター譜以外が記載されているのはLibertyとAnswersのみです。
注意してしてください。
星四つというのは、それが理由です。
Steve Vaiの曲のギター譜としては完成度は高いと思います。
CDを聞いて耳コピしようと思っても不可能だったのが、これをみたら「なるほどそうやって弾いてたのか!」となっとくしました。それでも弾けないですが・・ギターに自信のあるチャレンジャーはぜひ買うべし!
ライブDVDとしても最高なのは言うまでもないのですが、面白い特徴としてAUDIOトラックで「コメンタリートラック」というものが選択できます。 このトラックは VAI, BILLY, TONY, DAVE がライブを見ながら雑談をするというような趣向で、それぞれの音楽的バックグラウンドやDVD自体の各パートについて本人達がどう思っているかなどを語っていて、本編のライブ同様アットホームな雰囲気が味わえます。 コメンタリートラックで本人達も言っていますが、2日間のライブからの映像から作られているため、よく見ると曲の途中で VAI のギターがいつの間にか入れかわっていたりします(笑 このメンツで来日してくれたら、もう思い残すことはありません。
DVDのリージョンはフリーです。オーディオコメント等の日本語が特に要らない人には価格も手ごろで気軽に買えていいのではないでしょうか?
ライブ映像のところどころに特殊効果が加えられている点と、ディスク2枚目の曲目でVaiのギター音量が妙に大きいような気がするところがある点で星1つマイナスしました。あくまで個人の好みだと思いますが。
個人的には、Now We Run, Freak Show Excess, Taurus Bulbaが収録されているので満足です。
<良かったと思う記事について>
・巻頭特集HR/HMしか愛せない
1965ー2010の名盤100+αです。カラーページで紹介されているのはジミヘンに始まりスリップノットなど計32作品。モノクロページで残りの分が紹介されています。90年代〜00年代の紹介は25作品で、00年代はリンキンパークのハイブリッド・セオリーだけでした。ちょっと寂しい気がしないでもありません。記事としては面白いと思いますが、名盤がほんとに100枚もあるのだろうかと洋楽ロックファンとしては思うところもあります。もっと現役で活躍されている方たちの素敵な作品を取り上げて欲しいと思います。
・ザ・ビートルズBOX USB「衝撃のFLAC音声」:他ではなかなか紹介されない内容だと思うので良かったです。
・特集1デジタルファイルミュージック実践編 教えます!PC時代のシステム構築術:別冊ステレオサウンドらしくて良い記事だと思いました。
・ロスト・シンガーズ その歌声の記録
ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ニック・ドレイク、カレン・カーペンター、カート・コバーン、ジェフ・バックリィ、エリオット・スミス。それぞれのアルバムごとに用意されたオーディオシステムで試聴。"失われた彼らの声の「記録」をもう一度「記憶」し、ともに生きるために"とは菅原豪氏(編集部)の言葉。
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