現職の警察官が、病気を苦にした妻を殺害し2日後に自首する。しかし、その2日間の行動について本人が頑なに口を閉ざすため、警察、検察、裁判官などが、それぞれの立場から、その2日間の空白を埋めようとする。逃げようとする気配がなく自首してきた犯人の、犯行後の行動を主題とした異色の作品。主題となっている事件だけでなく、警察や検察の取引や、立場の違う6人の男たちのそれぞれの事情などによって、読者の興味をそらさないようにしているものの、本題である空白の2日間については、最後の最後までわからないため、途中やや間延びした面は否めない。ただし、その最後の最後にわかる空白の2日間については、素直に感動し涙が出ました。少なくとも最近5年間では、本を読んで涙なんか出たことのない私がです。こんな時代だからこそ、皆感動を求めており、それが本作品を手にとる人が多い理由であることがよくわかりました。
三代目ときて魚と来たら三代目魚武濱田成夫だが、本作とは別に関係ない。 不自然なまでに邦画での起用率がハンパない大沢たかおの待望の主演作であり、制作した松竹としては男はつらいよの後釜としてかつて西やんの虹をつかむ男が2作で打ち止めとなったのに凝りずにまた第三の寅さんにすべくシリーズ化を目論んで制作した作品だったが、客が入らずこれ1本でシリーズにすらならなかった悲惨な作品。何を考えているのかよく分からない能面顔のたかおじゃ人情ものは無理でっせ。 ヒロインは日本映画界の不良債権と言われて久しい田中麗奈だが、本作により不良債権の負債が膨らんだようだ。
数字に色がついていて押し間違えにくく、 大きさ手頃で使いやすいです。
知人の包丁のサビ落としに使いました。 研磨力はそこそこですが、このように手で持って使える状態で販売している砥石は少なく、 そういった意味では希少な商品です。
幕末では薩長を始めとする倒幕軍の英雄がカッコヨク描かれている作品が多いですが、幕府にも素晴らしい人たちがいたことを感じさせてくれる作品です。勝海舟くらいしか思いつきませんでしたが、川路聖謨という人を初めて知り、明治日本は旧幕官僚の努力抜きでは成り立たないのでは、という気がしました。最期は自決という形で終ります。忠誠心の強い清廉かつ優秀な官僚だったとつくづく思います。
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