美少女シェール(アリシア・シルバーストーン)は、やり手弁護士のパパと二人暮し。 彼女の趣味はファッション・エステ・デート・パーティ。 親友のディオンヌ(ステイシー・ダッシュ)とパパが買ってくれた ジープで登校するという(ちょっとありえない)彼女。 彼女の好きなことは学校のダサい子を変身させたり、なかなか進まない 教師同士の恋愛を手助けしたり。 そこで彼女達の次のターゲットとなったのはダサい転校生タイ(ブリタニー・マーフィー)。 彼女とクラスのカッコイイ男の子、エルトンをくっつけようとするが、彼はシェール本人が好きだったり。 また、彼女には義理の兄弟にあたるジョシュがいて、彼も密かに彼女を好きだったりする。 しかし、彼女にも大きな転機が訪れる。! なんとダサかったタイが、彼女に代わって人気者になる。 そこで彼女はちょっとした絶望みたいなのを感じるんだけど、 そこで今までの自分の浅はかさというか、子供っぽさを見つめなおし、 自分の本当の相手はジョシュだと気づく、といった青春ラブストーリー。 90年代アメリカンディーンエイジャーを彷彿させる(ちょっといきすぎな、ありえないこんなのってところもあるけど)作品。 実際自分の周りにもシェールみたいな子がいて、ちょっと共感できるというか、 最後に成長していくシーンがやはり見もの。 また、この作品では今では超売れっ子になったブリタニー・マーフィーの 初期というか、まだ駆け出しっぽい姿が見れる。 彼女の「8マイル」や「ジャスト・マリッジ」とかでは見れない 塊々しさが見え隠れしていて、そこも見所の一つでしょう。
被害者であるはずの主人公一家の
行動力・冷静さに驚かされる作品です。
ある意味において本作は「巻き込まれサスペンス」の異色作と
言えるのではないでしょうか。
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