ロッドマンファン、NBAファンにはね。著者のロッドマンが自身の幼児頃、NBA界はどーいうところか等色々書いてます。 一番目についたのはあの問題児であったロッドマンがスパーズ時代あまりいい待遇を受けていなかったというところです。
前半:ロドマンの個人スキルや体の使い方 後半:ブルズのトライアングルOF
スキルの部分はなかなか真似できる類のものではないものが多いです。 誰よりも落下場所にはやく気付き or ロドマンは攻めないだろうという一瞬のタイミングを逃さず etc
シャッフル・トライアングルオフェンス本としてが一番実用的な使い方でしょうか。 20や30のパターンの図解での説明があります。
NBA選手の実力があって、このパターンを全て知っても、なかなかうまくできない気がしますね。 これらを包む上位コンセプのようなものがあって、それはフィルジャクソンとテックスウィンターなどにしばらく仕えないと感じられないものなのかなあ、と。
1992年のバルセロナオリンピックでのドリームチームを見て以来NBAの 魅力にとりつかれ、現在に至るまでNBAを見続けています。 折しも当時の日本はNBAブームの真っ只中。 20〜30代のNBAファンの多くの方が私と同じような境遇なのではないでしょうか? そして、当時のNBAファンの胸の中に共通して刻まれているのが シカゴ・ブルズというチームではないでしょうか?
当時のNBAはマイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズの黄金期。 91から93年に1度目の3連覇、ジョーダンの引退&復帰を挟んで96から98年に 2度目の3連覇を達成。 90年代のNBAはまさにシカゴ・ブルズの時代であり、それはそのまま NBAそのものの絶頂期でもあったと思います。
バークレー、ユーイング、マローン&ストックトンなどの ジョーダンと同世代の選手たちは、90年代に選手としての全盛期を迎え、 ジョーダン&ブルズ打倒に執念を燃やしていました。 それらのライバル達を押しのけ達成した2度の3連覇。 ジョーダン対その他のスーパースターという優勝争いの構図そのものは、 群雄割拠と言われる現在のNBAより面白みはないのかもしれませんが、 NBA史上に残るスーパースター達のプライドとチームの威信をかけた チャレンジに対し、それを真っ向から受けて立つジョーダン&ブルズの戦いは、 見る者に大きな興奮と深い感動を与えてくれました。 スター選手の移籍が日常化している現在のNBAでは、 ブルズのような圧倒的なチャンピオンの誕生は難しいと思います。
リアルタイムでNBAを見ていたファンはもちろん、最近NBAのファンに なったという方にこそ、現在のNBAの隆盛のきっかけとなった NBAの黄金期を知るために、この作品を見ていただきたいと思います。
特殊工作員のウ゛ァン・ダムは、武器商人のデニス・ロッドマンとチームを組み、テロリストのミッキー・ロークと対決する。 前半は、24時間監視された島の施設からのウ゛ァン・ダムの脱出劇。ラストは、闘技場での大決戦!ロークは、ムキムキの上半身を披露。本物の虎は現れる。ロッドマンは、人間でシュートを決める。地雷は大爆発する。とにかく何が何だか分からない内に、物凄いスピードで物語が進んでいく。娯楽に徹したアクションの傑作!面白かった!
NBAを去り、さまざまな映画にも出演し、最低の男優賞をもらい、訴訟も受けとにかく話題の事欠かない男。 でもロッドマンはバスケのユニフォームが本当によく似合う。
映画は内容も笑いあり、涙ありと月並みな表現だけれど、すごい見終わった後にぽかぽかしたものが残る。 低身長症の4人が自分よりも大きく屈強な男たちに挑む…。一人のメンバーはこう言う。
「人の視線が痛いんだよ。珍獣扱いされているみたいで…」
そのメンバーに声をかけるロッドマンの声、表情は実に真摯で優しい。 勇気をもらえる映画だと思います。MJの「スペースジャム」を見るならぜひこちらも!!
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