ドキドキハラハラの映画は多いけど、何度も聞き直し見直す映画は少ないなあと思っていました。 ものすごくハラハラする場面は少ないけど、未来に対する夢がわく映画で、子供にも見せたいと思いました。自分の英語鍛練用としても使うにも最適と思います。DVDを購入する時の自分の基準として、こういう「何度でも静かな感動と明るい気持ちで見返せる映画を手元に置きたいから」という項目ができました。 主人公の青年、父親役の俳優それぞれはまり役です。せりふも良い。ぜひ手元においてしみじみと味わってください。
さっきから、書いたり消したりを繰り返しています。どんな文章を書いても、映画の感動を表現できない。『じゃー、書くなよ』って言われそうだけど、どうしても、このレヴューは書いておきたい。でも書けない。自分の文章力のなさを痛感いたします。つーか、在庫、ないみたいですね。そのうち入るのかな?レンタルでいいから探してみてください。置いてるの、見たことないけど。あなたが忘れかけている事、いや、もしかしたら、もう忘れてしまったものを取り戻せるんじゃないか、そう思っておすすめします。取り戻せたら、大切にしてください。
主人公・ホーマー(ジェイク・ギレンホール)たち高校生が、「ロケット」という夢へ向かっていく青春ドラマですが、人と人との心の繋がりの暖かさ、優しさが心に沁みる物語です。終盤のホーマーが父親へ向かって「お父さんとは考え方は全然違うけれど、受け継いでる同じ気質があるんだ…僕のヒーローは、ブラウン博士じゃない(お父さんだよ)。」という台詞は、個人的には涙腺直撃でした。自分の様にならないように「下手に子供に理解を示す父親」より、己の仕事・生き方に誇りを持ち「その生き様を身を持って示す父親」こそ、子供にとって最良の教育ではないかと考えさせられます(もちろん母親のフォローが必要ですが)。
エンディングの8mmフィルムによる演出は、「実話」であることを認識させられ、心に沁みる最高のエンディングです。主人公も父親も己の道を貫き、あの先生は早くに亡くなられたのですね…。当たり前ですが、実際のロケットも映画違わずしっかり飛んでます。どこまでも高く高く…。
「ロケットを打ち上げたい!」 知識も何もないけど少年サニーはそう決めたのだ。 それからはロケットのためにどんな困難にもくじけず、実行あるのみ。 母親、父親、炭坑の人々を巻き込んで、友達とともにロケットボーイズ は前進していく。ロケットを飛ばすために苦手な数学にも必死で取り組み、 やがて消えゆこうとする炭坑の町の誇り、希望の星になる。 印象的なシーン、エピソードが満載されたこの本を読むと勇気づけられ、 自然と元気が出てくる。 「ねえ、サニー。わたしはあなたにその本をあげるだけ。 なかに書いてあることを学ぶ勇気は、あなたがもたなければならないのよ。」 ロケットボーイズを支え続けた化学教師ライリー先生の素敵な言葉だ。 すべての夢を持つひと、くじけそうになっている人、 すべての親、すべてのこども、そしてすべての教師に 読んで欲しい本です。
炭鉱の町コールウッドの高校生、ホーマー・ヒッカムは、たまたま見た人工衛星に魅せ られて、ロケットを作ろうと思い立ちます。何の知識もない彼が友人たちと実際にロケ ットを作っていく過程が、丹念に描かれています。折しも、炭鉱が斜陽になっていく時 代の中で、新しいことにチャレンジしていくロケットボーイズを、家族や先生や町の人 が暖かく支援していくのが、なんともほほえましいです。特に、彼の母親は常に息子を 信じ、意志を尊重し、励ましてりっぱでした。その後、ホーマーはNASAの技術者に なって、自分の夢をかなえるわけですが、いついかなる時にも、夢を持ち続けることの すばらしさを教えてくれた本でした。
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