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エターニアのノベライズです。
 ゲームでは世界観があまり分からなかったので購入してみましたが、
 ゲームにまんま沿って書かれているので、オリジナル要素がほしかった私には残念な感じです。
 
 メルニクス語とかも読み方を書いてくれていたら、嬉しかったんですけど・・・。
 挿絵はいのまたさんですが、今の綺麗な絵柄を知っているので、違和感を感じてしまいました。
 
 ゲームに沿ったお話が好きな人はいいかもしれません。
 
 
   
攻略がとても詳しくて、いつも放せませんでした。サブイベントのやり方等もあって、
 いつもはプレイ中攻略本見ない私でも見てしまいました。
 表紙もきれいだし♪
 買って損はないですよ。
 
 
   
何より、戦闘が秀逸。やりこみすぎない、普通のゲームファンなら、一番心地よい難易度だと思う。このゲームの戦闘は、二次元のフィールドで、敵味方が入り混じって殴りあったり魔法を使ったりして戦うのだが、
 デスティニ-やファンタジアでは、まだスペックの限界に苦労していたみたいだし、
 デスティニー2は、変な制約が多く、自分には受け付けなかった。
 今作の戦闘は、難しいルールもなく、初心者でも、なんとなく勝てるシステムになっている。
 さりとて易しいだけなわけではなく、戦闘ランクを上げれば敵も強くなって、簡単には勝てない。それをどうしようかと、いろいろ戦略を練って試して、そして勝った瞬間はすごく嬉しい。
 シナリオについては、若干評価に苦しむ。ファンタジアやデスティニーのような壮大なシナリオというよりも、
 普通の人間が、悩み、苦しみながら成長する物語。
 彼らの内面を理解し、共感できるなら、楽しめると思うんだけど、
 いかんせん描き込み不足。主人公の成長は急すぎてついていけなかったし、ヒロインのトラウマは、最初自分にはあまり共感できなかった。
 攻略本で情報を補完し、理解した後は、そんな悪くないんじゃないかと思うが、ゲームの中で理解できる(せめて推測できる)までは描いてほしかった。
 総合的には、お勧め。キャラもかわいいし、ミニゲームも楽しく、若干のシナリオの不備なら補って余りあるだけの魅力を持っています。
 
 
   
ゲームでは、あまり出張ってこなかったアイラやロエン、アレンデ姫、チャット、フォッグやその他の人々が登場していて、ゲームだけではわからなかったエターニアに住んでいる人たちのことがわかるかと。(これはこのCD全体にいえるけれども)カップリングに好き嫌いのない方、あっても「これもひとつのエターニアの世界なのだ」と受け止められる人なら、聞いても損のない内容かと思います。
 
 
   
ゲームのED後のお話です。
 グランドフォール後、
 インフェリアとセレスティアで分かれてしまったリッド&ファラ、キール&メルディ。
 リッドたちはバンエルティア号でセレスティアに向かい、
 キール、メルディはそれぞれ違う場所で目覚め、
 合流の為にアイメンに向かいます。
 
 その道中、キールは異常気象にあい、
 セレスティアに何か異常が起こっているのかと、
 調べることになります。
 新たな仲間に芸術家だというセリシアを加え、(実はこの娘はある人物の××で)
 アイメンではガレノスの助手をしているというネアも加わり、
 その後合流したリッドたちと一緒にセレスティアに起こっている異変を調査。
 
 一方、シルエシカでは、フォッグの妻リシテアが帰還。
 ロエンは平民兵士から突き上げにあい、一人孤独にあう。
 いや、ロエンもなかなか酷い奴だが、リシテアが戻り、フォッグに好意を寄せてるアイラを
 気遣ったりと、優しい面もありますがね。ロエンの言葉にはムカッとしましたが。
 セレスティアの異変に同じく感づいていたアイラもリッドたちと合流し、
 最終的にはガレノス?の提案で、
 アイラ、ネア、ロエン、チャットがインフェリアに向かうことになりますが、
 
 ネアが怪しい動きを見せ・・・。
 
 という感じのお話。
 
 セレスティアとインフェリアの運命はこの先どうなるのか?
 新たな戦いが二つの世界に訪れる。
 
 
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