30食分ということなので、 家族3人だと1人あたり10食=>3と1/3日分です。 食べていないので味は不明ですが、 そして何よりも25年保存可能というのが素晴らしいです。 他の非常食(保存期間5年程度)のもの (自宅近くのスーパーで1食約400円、5年分30食で12000円) と比べると、 5年ごとの更新の必要が無いので、最初こそ支払う値段は高めですが、圧倒的にコストパフォーマンスが優れていますし、 子どもが成人するまでは確実に消費期限を気にしなくても済むのがありがたいです。
道路も橋も学校も、つくるのに巨額な投資(=税金)が必要です。しかし、これらは、つくった後も維持管理に巨額な投資(=税金)が必要です。
実はそのことに、つくった人(=役所)は、つくる時点でわかっていたはずです。しかし、「いつから」「どれくらいの金が」必要となるのか、については、後世の問題として真剣に検討・準備してきませんでした。
そしていよいよ「そのとき」が到来したのです。高度成長期に大量につくった公共施設が、30〜40年という時を経て、問題が顕在化してきたのです。
読後感としては、これは「技術的課題」と「財政的課題」の重複する領域の課題であるということ。そして、国(あるいは自治体)の根幹を揺るがしかねない「とてつもなく」大きな課題であるということ。もちろんそれは、私たち国民(県民、市民)の生活に直結するということ。
そうした意味で、「背筋も凍る一冊」。
課題の本質と処方箋について、体系的に著されています。手遅れになる前に、国も自治体も、手を打ってもらいたいものです。
携帯用防災グッズ 「おともし隊」ミニ6点セットいざという地震のとっさの時にいつでも何処でも手元に無いと役に立たない。その点でこれは胸ポケットやバッグ、女性なら小さなポシェットにも入る優れものです。ライトとラジオに電池は入れておき、笛は携帯電話のストラップに付けた。とにかく小さくコンパクトなので、家族全員に持たせて、知人にも贈り物としてあげたら大層喜ばれています。特に女性にはかさばらないのでいつでも持てる小さなレスキュー隊として便りにされています。
読書の目的:
原著「Supercapitalism」の評判の良さをBlogや雑誌で見聞きして、読んでみたいと思っていたところ、書店で翻訳本を発見。勝間和代さんの推薦文が帯に載っていたこともあり、購入しました。原著の評判が良い理由を知りたかった。
読後感、感想:
もやもやとしていた現実感覚が、急速に研ぎ澄まされ、そして構築されていく世界観。
民主主義の代表である「市民」、「労働者」が、資本主義の代表である「消費者」、「投資家」にないがしろにされていく現実を表す。いずれの役割も"私たち"であることに変わりはないが、超資本主義に飲み込まれていく民主主義を支え、対処していくのも"私たち"である、という理解です。
個人として体感していた"現実風な出来事"が、具体的な事例・分析により的確に表現、叙述されている。この本を読んでいる最中でさえ、民主主義の代表である「市民」、「労働者」たるよりも、「消費者」、「投資家」として『いかに現実に向き合うか、行動を選択するか』ということを考えていた。それほどまでに、"超資本主義"は私の身体の中の現実になっている。
本書は、資本主義と民主主義のパラドックスを説き、資本主義の発展について触れ、"私たち"に備えられた二面性について語る。そして、民主主義とCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)が立ち行かない現実を受け入れた上で、その処方箋を提言するに至る。
しばらくしたら、もう一度読みたい。
さいとう・プロの劇画で、主人公の顔がゴルゴ13なのに面食らうが、すぐになれるので心配は要らない。 いわずとしれた小松左京の「日本沈没」のコミックなのではあるが、若い人には新鮮かもしれない。というか、たまたま(これが「たまたま」なのか深い計算のうえなのかということも考えてみると面白いのであるが)同じようなテーマを扱ったかわぐちかいじの「太陽の黙示録」(特に第1巻)と同時期に出たこともあり、読み比べるのも面白かろう。 原作が小松左京ということもあり、科学的な記述には問題がない。第1巻で特筆できるのはバチスカーフの原理が非常に分かりやすく説明されていることだろう。このことだけでも読む値打ちがあったと思っている。
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