東映ビデオと週刊プレイボーイの共同企画による誌上オーディションで、投票総数3,325票中984票を集めて東映Vシネマ『XX（ダブルエックス）』シリーズ主演女優に選ばれ、夏目玲としてこの作品で女優デビュー。併せてヘアヌード写真集「XX―夏目玲写真集」を発表。彼女の体を張ったアクションシーンと、体を張ったお色気シーンがタップリと堪能できる。2000年以降彼女の活躍は見られなくなったが、またどこかで復活してくれることを切に願う。共演に遠藤健一。もう一人脱いでいた女優がいたが、今一わからなかった。
さすが、大沢！！！という作品です。楽しめました。１日も早い次回作をお待ちしています。
新宿鮫シリーズのファンなら買って損はないと思います。
桃井の下に配属されたばかりの鮫島や、漫画とコラボした鮫島、色々な味わいがあってどれも楽しめました。
個人的にはあっと驚く仕掛けがあった『雷鳴』が白眉ではないかと思っています。
ここ最近、図書館などで、小説や文章の指南書をかなり読みあさっていたタイミングで出た
本なので買ってみました。結果的に言うと、これを読めば劇的に効果があるという方法などは
載っていません。
むしろ今まで読んできた本とかぶるところも多く、そういう意味ではこの手の小説家志望の人の
ための本は基本的にはみんな同じことを注意して、気をつけろ、と言っているような気がします。
これはもう、どの本が優れているということではなく、自分に響く言葉などはもう、バラバラに
載っています。 この本にも例えば、悪人らしく書くにはどうしたらいいのか など、この本にしか
書かれていないこともあり、個人的にはこういう指南書を手当たり次第に読んで、気に入った本を
複数買っていくということになると思っています。またこの本では、大沢さんはアマチュアはまず
しっかりしたプロットを立ててから書け、と言っているのにご自身は「私はプロットは書かない」
ということですので、プロットの書き方は、やる気があるなら他の本見て調べろや！的なことだと
思います。これは悪く言っているのではなく、この本はそんな初歩からは説明しないというスタンス
なのですね。
とは言っても大沢在昌さんはトップクラスの現役の小説家であり、その人が言っているのだからと身
に引きつけて考える効果もありますし、ある程度の初心者にも理解しやすい言葉を選んで発言されて
います。また大沢在昌さんのファンの方も、作家本人がどう考えて小説を作っているのかということを
垣間見れて、それも興味深い部分もあると思います。
この本は基本的には講座形式になっていて（連載は私は読んでません）受講生１２人の作品の
一部を抜き出して、大沢さんや編集者が評価するという形ですが、個人的には受講生の作品は
一部ではなく全部読みたかったです。例えば袋とじのシリアルナンバー制にしてネットのサイト
で全文読めるとか、プラス１５００円払ったら、全文ネット販売してくれるとか・・
そうすれば、個々の皆さんの成長具合とか力量、レベル、等が分かってさらに親近感を得られた
ように思います。（まあ受講生にとっては恥ずかしさの極みになるかもしれませんが・・）
苦言を呈するなら、ちょっと講座の部分と作例の講評の部分が構成的に前と後ろで分けられていて
時系列的にわかりにくいというのがあります。読み終わってからも何回も前と後ろを行ったり来たり
して確認しなおしたりするかもしれません。 あと、受講者の方がペンギンさん とか、イルカさん
などの名前なって講評で順ぐりに登場されるのですが、字だけだとわかりづらいので、その上に
ビジュアルでペンギン等のマークなどを入れれば、各個人がもうちょっとつながって進歩や成長具合
がわかりやすかったかな と思いました。
タイトルにも書きましたが、小説講座に入ってなかったりや回し読みができる小説仲間がいない
という人達にとっては「じゃあ、他の人はいったいどう書いてるの？」 というのが大きいのです。
そういう意味では、読める文章の例題が増えるのは、単純にいいことだと思います。
この本も革新的にいい本！とは思わなかったですが参考になる部分もありました。
あと、これはこれを読むであろう指南書の編集者さんへのお願いなのですが、この本のような趣旨の本は
かなり市場にでまわっていますが、実際に じゃあどう書くか という本がかなり少ないです というか
ないです。 この本では大沢在昌さんは「私は手書きです」ということですが、今手書きで書いてる人は
ほとんどいないですよね。 もうこれをしてればまあ間違いはない という手順の本を出して欲しいんです。 いくつか小説サイトのようなものには書いてあることもありますが書籍ではお目にかかったことがない。
例えばＰＣには一太郎を入れて、実際には秀丸エディタで本文を打ってから、それを一太郎に流し込んでその設定はこうで・・外出するときはポメラを使って・・禁則はこうで・・投稿用の書式はこうで・・フォントの大きさはこうで・・
打ち出したＡ４の紙の閉じ方・・とか。もう、出来るだけ詳細な設定が載っている本を作って欲しいです。
そんなの人それぞれだよ。 という人もいるでしょうが、そこで躓いているが故に毎回、訳のわからない設定や紙で新人賞に応募してくる原稿があるのではないでしょうか。 まず、「これがスタンダードやからこのやり方とこの設定を守れや！」というようなものを提示した本を出して欲しい。小説の書き方以前に正しいソフトの使い方がよくわからない・・どうすればできるだけ負担なく要領よく書けるのかわからない・・難民はたくさんいると思いますよ。
エンターテインメントとして非常に優れているということは間違いありません。誰もが憧れるような英雄、その英雄と恋仲に落ちる美女たち、愚直な警察、世界を牛耳る暗黒組織、そして霊能力のある少年がいる。これだけ魅力的な登場人物たちが交錯するのですから、面白くないわけがありません。映像化したら陳腐な2時間ドラマになりがちなものも、文章で読めば読者の想像力次第で大きく膨らんでいきます。シャーマン探偵が登場するだけに荒唐無稽な感もあり、最初は違和感を覚えました。しかし、ファンタジーものだと割り切ってしまえば問題ありません。これも立派な島田ワールドです。寝食忘れて没頭することをお約束します。
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