『ナイトメア ビフォア クリスマス』は、ハロウィン・タウンの住人ジャックがクリスマスに憧れて自分達の町でも行なうというなんとも不思議なファンタジーである。ティム・バートン監督の世界観を堪能できる作品となっており、この作品で彼のファンになった方も多いだろう。 登場人物はみんなキモカワというか、コワカワというか、とても愛らしい。パンプキンキングのジャック、身体が虫でできているブギー、フィンケルスタイン博士(マーズアタックの前身か?)に作られたサリー、とにかく全てのキャラクターが可愛い。人形達が唄を歌い、踊り、話す。これだけ生き生きと動いているのだから、監督やスタッフの苦労は半端ではなかったろう。ここまで質の高い人形アニメは無いように思う。 人形アニメなので子供向けのように思えるが、そんな事は全くなく、大人でも十分楽しめる内容になっている。ジャックは真面目で優しくて、観ていて心が温かくなる。しかし、それと同時に、幸せを運ぶサンタクロースに憧れる彼の姿は、胸が痛くなるほど滑稽であったりもする。『ナイトメア ビフォア クリスマス』は胸一杯の幸せと、一握りの切なさを与えてくれる作品である。
表紙から素敵な本。登場人物紹介もわかりやすく書いてあります。映画そのままの写真がたくさん使われていて、とても見応えがあります。三歳から六歳向けの絵本となっていますが、大人でも十分楽しめますよ!星四つなのは、私の好きな場面が写真でなかったから。パンプキンキングのジャックがいないのです(涙)
映画で使用された曲のうち、 『This is Halloween』『What's This?』『Kidnap the Sandy Claws』『Making Christmas』『Oogie Boogie's Song』『Sally's Song』をアレンジしたり歌詞を変えたりして使用されていて、本当に映画が好きな私にはたまりませんでした♪そして、映画中にはないフィンケル博士の歌が新たに加わったのがとても嬉しかったです。 ただし、私の場合『カプコンゲームマニアのナイトメアファン』だったのでこの評価が付いたわけで、もし片方のみだった場合は星は3、4つだったと思います。 理由は、カプコンゲーマーとしては敵が弱すぎ操作が簡単。最初からナイトメアモード(難易度大)でやっても良かったと思う位。逆にゲームをやらない人には難しい、あまり他のアクションゲームにはないシステムだと思うからです。 ストーリーに関しては賛否両論ありますが、私は良かったと思いますよ。特典DVDの映像でティム・バートン氏が「映画のパジャマは気に入らなかった」といって赤のボーダーのパジャマジャックを描いているのを見て、2周目はパジャマ姿でプレイするのがとても楽しかったです。 あえてケチをつけるとしたら、もっとクリスマスタウンのステージを増やして欲しかったです。あまりに綺麗だったので、もっと沢山まわりたかったなぁ。
映画ナイトメアの世界を舞台にアクション、ミュージカル、クイズ、コレクションを楽しむことができます! アクションでは難易度easyモードもあり、ゲーム初心者でもプレイ出来ます。ミュージカルではお馴染みの曲をアレンジしたものもあり、タイミングよく○△×□←→↑↓を押します。 かなり楽しいです! クイズは、ゲーム攻略に関するものや映画ナイトメアについてなどあり、マニアック! コレクションは、各チャプターをAランクでクリアするとゲームキャラのフィギアが手に入ります♪拡大もでき、360度から観察可能。
攻略サイトも健在ですし、攻略本あります。お勧め!
映画版「パンプキン・キング」よりちょっと前の話。ハロウィン・キングお披露目を明日に控え、準備に励むジャック。しかしその頃、嫌われ者のブギーがハロウィン・タウンをメチャクチャにする計画を立てていた。ジャックは映画の世界を舞台に様々な謎を解明しながら、宿敵ブギーやその手下達と闘って冒険を繰り広げる。映画でお馴染みのユニークなキャラクターたちが随所に現れ、コミカルなタッチのアクションアドベンチャーを盛り上げる。3種類のミニゲームが楽しめる上、エンディング後にも楽しみが待っている。
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