うだつのあがらない男と、すっかり旬をすぎた女のラブストーリーです。舞台は、あまりきれいとは言えないごみごみした下町や裏通り、カフェがメイン。なんか、あまり魅力的に写らないお話に見えますが、そんなことはありません。この映画の有名なキスシーンは涙が出る程、奇跡のように美しい瞬間であります。このシーンだけで星5つです。ちょっと最近落ち込んだ、いまいちパッとしない、そんな大人の貴方にお薦めです。
思わずサントラCDを購入してしまった位、この作品が大好きです。 最初にこの作品に出会ったのは、いつかも思い出せないくらい前になります。 深夜のどこかのチャネルでした。最初は、単純にアル・パチーノ好きだから見始めたのですが、テープに撮っておかなかったことを後悔したのを今でも覚えています。 その頃はDVDがまだまだ多くの家庭に普及してなかった事もあってか、先にDVD発売されていましたが、金額的に安くはなく・・・この様にハッピープライスで発売されるのを心から期待していたので、本当に嬉しいです。 アル・パチーノは何となくヤクザな役が多い俳優さんですが、この作品(ある意味この映画もヤクザな役ですが)の彼とミッシェル・ファイファーが憎いほど可愛く見えました。 大人の二人がみせる、少年少女のような臆病な恋、好きになりすぎるのが恐いというミッシェル・ファイファーの気持ちを痛いほど感じました。 それこそ、純粋に恋をしたときの気持ちなのではないでしょうか?誰もが昔感じたことのある、気持ちがぎゅっとなる映画です。
キチンとしたラブ・コメディー♪
ツボ押さえてます。安心して見られる。
名作とまでは言えないが、テレビ・ドラマ感覚で見ると楽しめるでしょう。
ゴッドファーザーは仁義なき戦いなどの任侠系映画や激しいアクション、ドンパチ系映画ではありません。家族愛の映画です。
ゴッドファーザーといわれ皆に恐れ敬われている主人公を中心とした「ファミリー」の映画です。
こんなにも強い家族のつながり、今の大多数の日本人が忘れかけているものがこの映画にはあります。
恋のためらいは若さあふれる恋愛っていうのではなく、大人の恋愛映画です。
ありがちといえばありがちな設定ですが、その点安心して見られる恋愛映画だと思います。
なんと言っても頑なだったフランキーが最後に自分の過去を告白し、泣き崩れるシーン・・・ミシェル・ファイファーは巧い。私は息ができなくなった。フランキーと全く同じではないが、辛い恋愛を経験した私にとって、フランキーは私の分身のようで、あのシーンでは胸が痛くて苦しくて、涙が止まらなかった。これをラブコメと呼ぶ人もいるかもしれない。HAPPY ENDINGで安心したけど、情熱的に迫るパチーノの時折見せるコミカルな演技、でもその裏に隠された暗い過去・・・この二人無くしてはかもし出せない雰囲気をもった作品。ジョニーみたいな恋人がいてくれたら、世の女性はどれほど幸せだろうか、そんなことをふと考えたりして・・・心に染みますよ・・・オススメ。
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