ストーリー物のADVというと、近年では長編のものが目立ちますが、これは比較的短いです。 しかしながら、物語の質は絵柄からは予想できないインパクトのあるなかなかのツワモノです。 ほんわかしてそうだなァ…と思ってやると一部の黒い人々によって痛い目を見ます。或いは、 そのギャップから魅了されてしまうかもしれません。
なお、愛蔵版より特典で見劣りしますが、あちらはプレミアになっているため、こちらを推奨します。 幸い、シナリオ関連の特典はこちらにもついているため、問題はありません。
今こそ言いましょう。本作は間違いなく、歴史的な何かです。ゲームだと思わず、小説だと思わず、書物だとさえ思わずに、「見えるもの」と「見えぬもの」、その全てに、静かに目をこらすこと。そうすればいつか、”読むこと”の難しさ、恐ろしさ、そしてなにより、その素晴らしさに、気づくことができるはず。そう、たとえこの世界の全てが儚い人の言葉でできているとしても、ほんとうの答えはきっとある。どこか空の向こう、テクストを越えたところに。
本作品は工画堂スタジオのくろねこさんちーむ(開発グループ名)の エンジェリックコンサート(AC)、エンジェリックセレナーデ(AS)に 続く形のゲームとなります。 とはいえ、魔導楽器フォルテールを使う以外には直接的な関連性はなく 前作をやった事の無い方でも十二分に楽しめます。 ゲーム中には上記フォルテールを使ってアンサンブルを行うミュージック パート(タイミングを合わせてキーボードの指定されたキーを押してゆく) がありますが、オプションによって最初から自動演奏にする事が可能 ですのでキーボード入力が苦手な方でも楽しめます。自動演奏にしても ストーリー上は自動演奏にしなかった時に比べてマイナスポイントになる 事もありません。 一度ゲーム本編でその曲を演奏するとゲームのメニュー画面のFreePlayで その曲が選択できるようになりいくらでも練習できるので練習を重ねて ゲーム中でも自分で演奏すると女の子とアンサンブルをした時の一体感を あなたも味わう事ができるかもしれません。 ストーリーは雨の街ということもあってか明るめの話ではなく主人公や 女の子達の心情の奥底の思いについて描かれており、心に残る作品となる 事と思います。それぞれの女の子毎にストーリーがあり、エンディング までたどり着くとエンディングの時に流れていた曲がFreePlayに追加 されますが、その歌詞はエンディングでの女の子の心情を見事に表現 していて、その歌詞をかみ締めるとエンディングでの感動をより一層 高めてくれると思います。 個人的には早くこのゲームの音楽CDがでないかなと期待しています。
この本に出会ったのは仕事のストレスとかで色々限界を迎えた時でした。
もともと、この本のイラストレーター作品を少し知っていたって言うのと、色々な絵を見る事が好きで
購入に至りました。
絵的には…淡い色使いが特徴で、綺麗な絵なのですが、全ての絵が何処となく同じにも見えてしまいます。
(まぁ、それでも私は好きなのですが…)
絵の構成も何処となく同じような雰囲気を感じます。
だけど、この本で私が最も気に行った部分は、絵の途中途中に書いてある一言二言のメッセージ…
これが何だかとても心に沁みます。(勿論、絵も好きなのですがこっちも素晴らしいです)
仕事のストレスとか、何か悩みとか(私の場合はストレスでしたが…)を抱えた時にこのメッセージが
気持ちを楽にしてくれました。
私にとってこの本は、ほっこりした気持ちにしてくれる本であり、心の栄養剤です。
若い人から中、高年まで、誰もが一度は聞いた事の有る曲で「オ-ケストラはちょっと抵抗が・・・」と言う人や、小・中学生にもおすすめです! このCDで、あなたもオ-ケストラの魅力に触れてみましょう!!
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