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「月給百円」のサラリーマン―戦前日本の「平和」な生活 (講談社現代新書) 決して悪い本ではないのだが、新書のページ数を考えると対象範囲を広げすぎで、そのためすべての章において深みを欠いている。表面的にデータを網羅しただけに見えなくもない。余計なエピソードの紹介も多く、社会全体の中における俸給生活者の位置付けを考究しようとしているのか、それとも俸給生活者に軸足を置いて世相全体を見渡そうとしているのか、あるいは学生も含めた中産階級(の祖形)の意識を探ろうとしているのか、それらの間にブレがあって著者の意図がよくわからない。読み進めていくうちに、だんだんテーマがずれていくような気がする。終章の主張は、それ自体は理解できるが、本書のテーマと論の進め方から見ると突飛というか、蛇足の感が強い。

どうせなら、タイトルが『「月給百円」サラリーマン』なのだから、俸給生活者に絞って論を深めた方がよかった。

すでに昭和戦前期の社会風俗に関心を持って追っている人にとっては、読んで当り前の本を多く参考にしているので新たに得られる知見は少ない。また、参考文献の中に、いささか疑問符の付く著作が含まれているのも残念。そのくせ、読むべき先行研究を外しているのは気になる。たとえばこの種の本としては一度は参照するであろう今和次郎の『新版大東京案内』を見ていないようだが(参考文献として挙げられていない)、都市生活者の経済を追う本として如何なものか。

厳しいことを書き連ねたが、この時代の都市生活者の風俗を書いた本としては、さしあたって今読める本としては手頃。そういう意味では、昭和戦前期の都市風俗に関心を持つという人には悪くないだろう。

Jam Films [DVD] 注目を浴びている映画監督のオムニバス。

■メッセンジャー(☆1.5)
嫌いじゃないんだけど、この中では若干レベルおち。
映像も面白いところとイマイチな部分が交錯してたし。
コミックの映画化っぽい印象なんだけど、この作品群の中じゃあ
なんだか安っぽい印象でした。

■けん玉(☆3)
コメディでありがちな話なんだけど、音楽が秀逸だった。

■コールドスリープ(☆2)
オバカまっしぐらなんだけど、後のHIJIKIとJUSITICEに
喰われてあんまり印象のない作品になってしまった。

■Pandora(☆1)
これが個人的には一番イマイチだった。
突き詰めるとSMな話なんだけど、引きの割にはエロ描写が不要に感じたというか。

■JUSTICE(☆4)
青春妄想マッシグラなブルマ物語(笑)
これは馬鹿さ加減がスゴイ。妻夫木くんの演技の妙に萌える笑。
綾瀬はるかは、しかしかわいいわ、ホント

■HIJIKI(☆4)
ギャグのセンス抜群な話。JUSTICE以上に笑えた。
ラストがこれまたシニカル(冷笑)でいい。

■ARITA(☆4)
好きな映画に入る。映像がどうこうより、童心に帰るようなストーリーがいい。
短編なのがいいのだろうな。ラストで『ARITAって何?』でラストを迎えるのが
また情緒を呼んで。クラムボンを彷彿させる詩的作品。 


全般的に時間の短さを活かせた作風だと思いました。

長編とは違う味を出す必要がある短編オムニバスにおいて、
長編とは違う味が出せて完結できている作品が多かった。

逆に、個々の監督の長編のそれが先入観としてあるなら、
違和感を感じるかも。

でもオムニバスなんだから、濃厚さとかそういうのががウリじゃなくて、
短い時間の中で何か感じ取れるものがあるかなんだと思う。
見方を変えて楽しんで観て欲しい。

総評 全体19.5÷7作品=約☆3でしょうか。

動脈列島 [DVD] 関西圏では、公開当時に浜村淳氏が例によってラジオ番組で絶賛していたし、「陰に隠れた」ような、マイナーな印象の作品ではなかったのだが…。
(レンタル用のビデオソフトも、比較的流通していたと思う。たとえば『ブルークリスマス』の方が、本作品よりもずっと、中古ビデオ市場でレア物だった)
ついでに言えば、『新幹線大爆破』もまた、当時の国鉄から撮影への協力が得られたわけでもなく、公開当時には、ヒットしたとは言いがたい興行成績であった。その意味では、この『動脈列島』と大差は無い。
本作品と『新幹線大爆破』との違いとしては、『新幹線大爆破』が、ひかり号の走行シーンにミニチュア特撮を多用した(と言うか、国鉄の撮影協力が得られず、多用せざるを得なかった)のに対して、本作では特撮を廃し、よりリアルな映像になっている点が挙げられる。
たとえば、主人公が「スピード0の信号電波」を用いて新幹線車両を停止させる場面では、実際に新幹線と高速道路が間近で並走し、新幹線側がタイミングよく減速する場所を選んでロケを行っている。
また、クライマックスの、ブルドーザーを新幹線線路に落として列車を破壊しようとする犯人側と、阻止しようとする警察側との対決の場面では、実物のブルドーザーが線路のフェンスに肉迫するサスペンスフルな映像が展開する。
こうしたリアリティに加えて、いかにも増村保造監督らしい、主人公と捜査官との強烈な自我の対立を大胆に描いた演出の妙は、まさに傑作と呼ぶにふさわしいものと言える。
多くの方々に見ていただければと思う。

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