一切無駄がない
Fugaziはこのアルバムだけ好きです Dischordのなかでもこのアルバムは異質です
このアルバムでハードコアに決別といった感じです
GuyのやくざヴォーカルとBrendanのタイトなドラムがすばらしい
ワシントンDCを拠点に活動していたマイナースレットはUSハードコア黎明期のバンドの中でもとりわけ重要な存在だ。 それはサウンド、思想共に後のバンドへの影響が絶大であったからだ。UKハードコアと比べUSハードコアの特徴(とはいえ80年代の暫定的なものでしかなくその後の事態は複雑さを極める)は、スケードボードとの関係が示唆するように、相対的にダークさがなく、重さも控えめなところだと思うが、だからといってサウンドが軟弱なのではない。極端な反戦思想を掲げることだけが反骨精神の表明ではないのが自明なように、多くのUSハードコアバンドのモチーフである憤怒の対象は、日常に根ざしている分異なったフェイズでのリアルな迫力があるのだ。禁煙、禁ドラッグ、禁アルコール、禁フリーセックスといったストイックな思想である「ストレートエッジ」はそういったことの帰結でもあり、その発端はこのバンドの歌詞の一説にある。 サウンドは乱暴に言うと極限まで加速したシンプルなパンクロックといったところでメロディックな要素もある。必聴!!
ハードコア・シーンに多大な影響を与えたワシントンの最重要バンドの98年の5作目。彼等らしいアップ・テンポの曲に加えて、間を多く取って重厚に展開する曲や複雑なリズムを取り入れた曲も多く収録されており、バンドとして新機軸を打ち出した傑作。ソリッドで深みのあるバンド・サウンドに終始シビレっぱなしでした。クール!!!
バンドの噴出する圧倒的なエネルギーに絶句です。 内容は最高なんですが、曲の合間にインタビューを挟むので英語力の無い自分が悲しい。 真冬の公園のライブが特によかったな〜。 本作を気に入った人は同JEM COHEN監督の「BUILDING A BROKEN MOUSETRAP」を要チェック。こちらはノンストップで激烈ライブを堪能できます。
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