「tokyo.sora」「好きだ、」と、繊細で静かな独自の世界観を
一貫して撮り続ける石川寛監督の新作。

風の音、曇り空、飛び交うカモメ。グライダー。波の音。
地味だけど品のある服装。自然な会話。長い沈黙。
そのどれもが心地良く、ずっとこの世界に浸っていたいと
思えるほど美しい。

4人の女優がそれぞれ素晴らしい。
決められた台詞ではなく自分たちの中から生まれた言葉で話すから
彼女たちは確かに"生きている"のだと感じられる。

ドラマチックな展開も無く、涙を誘うような物語でもない。
人によってはひどく退屈だと感じるんじゃないだろうか。
だけど、好きな人には堪らないはず。

灰色の空を見上げた時。空飛ぶカモメを見つけた時。
長く連絡を取っていない友人のことを思う時。
冷たく騒がしい現実の中でふと思い出す。
そんな、静かに記憶の片隅に残る作品だと思う。

懲りに凝った読みごたえのあるパンフレットです。
映画館では売り切れてました。
ありがとうございました。

若手女優の単純な旅行記などにはない、

高いポテンシャルを感じた『たりないピース』

の原点を探るため読了。

前半は普通の旅行記にも似ているが

宮崎あおいが自らカメラのファインダーを

覗くことによって、

そして昆明で物乞いの姉妹に出遭い、

彼女らと言葉を交わすことによって

世界に繋がっていこうとする姿勢の萌芽が

伺えて興味深い。

ラスト、標高4000メートル白馬雪山峠で

濃青の空を見上げ、腕を振り上げる宮崎あおいの姿が、

この世界で何を掴もうとしているのか

痛々しく、そして美しい。

フィルム一眼レフを散々使い続けてきたので、デジタルでのレンズ交換タイプカメラを購入するにあたり、普通にデジタル一眼を考えていましたが、用途や環境等も考慮し、今回はモニター可動が出来る、このE-PL5を購入しました。
ファインダーが無いのは、携帯電話やコンデジで慣れていたためか、思ったほど違和感なく受け入れられました。そして、何より撮影画像の綺麗さに驚かされました。コンデジや携帯電話で1000万画素以上などと言われた物で撮影して、「ああ、やっぱりデジタルってここが限界なんだ」なんて思っている方は、目からうろこがボロンボロン落ちると思います。それほど画像に差が出るのです。
本体の仕上げは金属製で質感も高く、デザイン性はさすがカメラ女子にも人気のペンだけあってかっこいいです。操作感は、コンデジ程度を望む方にはE-PM2の方がとっつきやすそうですが、カメラをある程度知っているなら使いやすいです。
ライバルの多い激戦区ですが、買って損はないですよ。

素晴らしい作品です!
玉木宏さん、宮崎あおいさんの演技は素晴らしく、たくさん感動させて頂きました。
はまり役だと思います!
森のシーンは息を飲むほど美しく幻想的で、見る者を魅了する映像美でした!
登場人物達の台詞も印象に残るものが多く、見終わった後も心暖まるたくさんの感情を残してくれます。

注目の俳優・女優さんもたくさん出演されていますし、少しでも気になった方は買って損はしません!
大プッシュします♪