えばんふみの絵が好きです。 技術的には、もの凄く上手いわけではないのですが、親しみを感じる絵柄、キャラクターが好きです。
このマンガの主人公、みかんは、動物の言葉がわかるという不思議な能力を持っています。 そんなみかんと動物との対話を通して、人と動物とのつながりを深めていく様を一話一話丁寧に描いていて、なんだかふんわり、ほっこりな作風です。
対象年齢は低めな印象ですが、まぁ、大人も楽しめるのでは。
えばんふみのマンガの共通している点は、「せつなさ」でしょうか。 胸にキュンとくる感じがどの作品にもあるんです。
しかし、この作家の最高傑作は「ブルーフレンド」シリーズなので、これを読んで気になったら、絶対「ブルーフレンド」も読んでもらいたいです。
りぼん と言う事もあって、全く期待していなかったのですが…読み終わった頃には、続きが気になって気になって‥‥。。。(笑 自分の学生時代と重なりまくりでした。 2、3巻も買いです。
りぼんで好評だった前作「ブルーフレンド」が、第2弾で再び甦りました。
前作は、色々と複雑な人間模様が描かれていて、それがまた魅力でしたが、今作はダウナーな部分は極力排除され、ごく普通の高校生活を描いています。 自分の意見や主張がなかなか言えず、日々にストレスを感じる香奈子と、孤独だけど自分に正直に生きている青という少女の恋愛とも友情ともとれるギリギリな関係が魅力でしょうか。
2作目の方が、作品として全体的な水準は高い・・・かな、と。 しかし、前作も素晴らしかったので、どっちも良いですね。
僕は、もっと評価されて良いと思うのですが・・・。
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