本レビューは、初回限定盤Bのためのものです。他のVER.のレビューに紛れていたらご注意下さい。
またシングル発売日が雨ですよ、舞美ちゃん。
「新曲のCD、どうしようか・・ツアーは近いし(チケットは買えてないけど)・・」とあれこれ迷う頭に、傘に当たる雨音が舞美ちゃんの声となって催眠術のように囁きます。
「今日は新曲の発売日ですよ。さあ、駅前のCDショップに行くと、一番目立つところに℃-uteのCDが並んでいます。あなたは初回限定盤Bを手にとってレジに行くでしょう・・」
かくして熱に浮かされたように、足はふらふらとCDショップに向かうのでした。
まず特典DVDですが、MVは公式チャンネルで公開されています。セクシーなポーシングやメンバー個々の表情が良いです。
Dance Commentary Video は約10分で、まず5人がDance Shot Ver.を見ながらあれこれ話しています。多分「踊ってみた」をやっている人向けにダンスの解説を・・という設定だったと思うのですが、結局、レーザーとか衣装とか、最初から脱線してしまって、まあ、そこが℃-uteらしいかな・・とも。で、つづいて新しい試みとして、
間奏部分とサビ部分のダンスを、5人が並んでゆっくり踊ってくれています。「踊ってみる」人には参考になるかもしれません。「踊ってみない」人にも面白かったです。
Dance Shot Ver.も既に公開されていますが、やはりこれが見応えありました。曲そのものが「Kiss me〜」に似ているだけに、この2年間でのダンスの変化が感じられます。結構細かくいろいろやっていて、2〜3回のリピートでは「全部」を見た気がしません。
シングル曲は既に披露済み。セクシー路線のダンスナンバー。
カッ
プリング曲「ザ☆トレジャーボックス」は、最初、受信状態の悪いAMラジオで聴いたときには、他局が混信したのかと勘違いしてしまった「オイッ!オイッ!・・」の掛け声が若干耳につくものの・・曲そのものは勢いのつく佳作で、「春ツアーのオープニングはこれですよ」という宣言と受け取って良いのかな。言わば「ライヴ盛り上がり予行練習曲」。最初からライヴ会場がとんでもないことになるような予感が高まります。どんな風にメンバーが登場して、どんな振りがついて、どんなふうに客席を煽るのかが楽しみです。
ワニブックス版を購入。
今回の写真集は成長した中島早貴のいろんな表情が詰まっており、
また、それをカメラマンの岡本武志氏が上手い具合に引き出してる。
ちょっと大人びた表情にドキッとしたり、たまに見せるおどけた表情に安堵したり。
思わず何度も見返してしまう。
それぞれのショットも、アイドル写真集にありがちな短絡的な光のあて方ではない。
自然光をうまく取り入れてたり、強くストロボを当てていたり、何度見返しも飽きない一冊。
メイキングDVDには、撮影中にON/OFFを切り替える中島早貴の表情が垣間見られる。
見れば見るほど奥の深い作品。
また、数年後あたりに中島早貴×岡本武志氏の組み合わせで、
22歳の「等身大の中島早貴」が見てみたい。
ベリキュー合同コンのときにも書きましたが、現場参戦が困難なファンにはコンサートDVDは居ながらにしてその気になれる貴重な映像なんです。しかし!この作品の冒頭「江戸の手毬唄2」から笑点風紹介VTRを挟んで4曲目「スイーーツ・・・」まで、カラフルな舞台照明が逆に仇となった形でとにかく画面が「見づらい!!」ステージが暗く赤やピンクの照明で℃-uteメンバーが同化してしまっています。歌っている表情がよく見えなくてもどかしい。画質なのか演出なのか編集技術の問題なのかはよくわかりませんが、映像ソフトを通してしか見れない私のような人間からするとこれ以上残念なことはありません。さあこれからという最悪のタイミングでやってくれましたね。
気を取り直して内容を見ると、見所は多かったと思います。何といっても愛理ソロMC〜通学ベクトルでしょう。料理とお母さんの話でしっかりオチまでついてます。久々の通学ベクトル、歌声を掻き消さんばかりの大声援はファンが待ち望んでいた証拠です。何度も何度も見直してしまいました。あと3rdアルバム曲は「ほめられ伸び子・・・」以外、歌って踊るところを見たことがなく新鮮でした。CDで聴くのと映像で見るのは印象がまた違ってました。寸劇は
英語劇と舞美&なっきぃの青春ドラマ、可もなく不可もなくといったところでしょうか。なっきぃの「数えるのやめて!」は良かったです。時間的に少し間延びしたような感は否めませんね。コントといえばキューティーガールズ、是非とも復活してもらいたいですね。