かつてはオフィシャルカードバインダー豪華版の特典として、
そして2006年6月29日にセガストア限定で単品として別売り販売されたもので、
このCD自体は市販では発売はされていませんでした。
現在は、
三国志大戦3初期に発売されたオフィシャルカードバインダーの
特典であったサウンドトラックの楽曲とあわせた完全版が、
iTuneやAmazon
MP3でDRMフリーとして1500円で購入できます。
ですので、CDという形に拘る方など以外は、DLをお勧めいたします。
三国志大戦 ALL SOUNDS
結論から書けば、ゲームセンターのバージョンと比較すれば、
少し物足りないかもしれませんが、
対人戦を前提としたRTSと考えれば、
なかなか素晴らしい出来ではないかと考えます。
(対戦ツールとしてはかなり上等だと思います)
【前作との違い】
・Wi-Fi対策としてマナーポイントを設定。
切断が多いとランクが下がり、マナーポイント同士でマッチング。
・複数リンク機能の追加。これにより、前作は1組しかリンクできなかったが、
複数のリンクが扱えるようになった。
・カードの重ねが出来ない。前作のようなリンク槍激は不可能。
・CPUのアルゴリズム改善。ゲーセンの英傑伝並。前出しゲーから少し進化。
・「戦略の章」は、三國志や信長のようなSLGのような感じ。オリジナルシナリオ。
・ゲーセンの現バージョン(3.02)+オリジナルカード
・CPU戦が前作のように10戦連続中断不可能ではなく、1戦毎に変更。
「戦略ノ章」は1T毎にセーブが可能。
・奥義はゲーセンと比べて上がりやすい模様。更に訓練の目押しも簡単。
ちなみに七星Lv16までに42回・玉獲得平均6.8個。
【不満や色々】
・ゲーセンのように、使用カード率・計略使用率、撃破数とかあったらよかったかも
前作に続き、アーケードでは大きな筐体でカードを動かしている為、
携帯ゲームであるこのニンテンドーDSとは比べようも無いのですが、
タッチペンでの操作に関しては、誤認識もほぼ無く、
更に、前作と違い、通常の状態での操作に切り替わりました。
(前作は脳トレのようにDSをタテにしないとダメでした)
これにより、旧型NDS本体を使用している際、
間違って
電源をよく押すと言うトラブルが減り、
画面が大きくなり、前作より見やすくなったうえ、
操作的にも疲れにくくなったと感じます。
ゲームの調整は、前作はCPUは計略もあまり使わず、
「前出しゲーム」という、前に出てくるだけという事は無く、
アルゴリズムが変わっていて、計略の使用や動きの変化など、
ゲーセンの英傑伝のような動きになっています。
グラフィックと音声に関しては、前作に同じくかなりのモノで、とにかく喋ります。
攻城・一騎打ち・計略使用の武将のムービーだけではなく、
前作は男性・女性の2種類しかありませんでしたが、
ムービーのキャラクターも数パターン増えました。
残念なのは、音楽・音声のほとんどが、前作と同じことですが、
これはゲーセンの
三国志大戦も同じであり、
映像・音声能力表現に制限のあるNDSにしては頑張ってると感じます。
カードもDSのみのオリジナルの物が増え、
「これゲーセンで使えたら」とか思ったりします。
Wi-Fi対戦については、お互いの通信環境の違いにより、
ラグがどうしても発生してしまう事、
マナーポイント採用の為に、マッチングに更に時間がかかりますが、
マナーポイント採用により、前作のように負けそうになったら切断、
と言う事への表面的な抑止力は出てきました。
とは言え、まけたら切断の具体的対策は、
どのゲームにもおいても議論の余地が多いので、
マナー向上以外に対策が無い所は、Wi-Fiゲーム全てに共通の課題です。
DSの認識の仕様により、ゲーセンのように、
「右手で騎兵を動かし、左手で他の兵種を操る」
と言う事が出来ませんが、そこはソコ。
ゲーセンのユーザーからは批判も多いのですが、
操作性のベースに関しては頑張っており、中々の再現度です。
なにより、カード図鑑を眺めるだけでもチョット楽しいです。
何分、ゲーセンのゲームの方は金食い虫なので・・・
待ちに待った「
三国志大戦」初の全国大会がようやくDVD化されました。大会映像の収録はもちろんのこと、全国ランキング1位の「栄斗」氏によるバトルテクニックの詳しいレクチャーも入っているというから、これは買うしかない。
ゲームの方はやっていないので、あくまで画集としてのレビューです。
とはいっても、A4全144ページのうち106ページがイラストですから
ビジュアルガイドの名の通り、ほぼ画集と言っていいと思います。
106ページのうち約半分が1ページに1枚、残り半分が1ページに4枚の
イラストが掲載されています。
残りはカードカタログ+コメントというつくりです。
この手の武将キャラが載った画集としては、一番のものじゃないかと思います。
表紙の獅子猿さんをはじめ、masakiさん、タカヤマトシアキさん等、
他のTCGやコンシュマーゲームでも活躍されている絵師さん方の絵を
一斉に見られますので、個人的には非常に満足です。
ただ、気に入ったイラストが1/4ページ掲載という事も多いので、
その辺が若干惜しいところです。
一応
三国志大戦を知らない方への補足ですが、『オリジナリティのある
三国志キャラ』
というかんじですので、史実っぽいイラストが好みの場合は
長野剛さんの画集の方がおすすめです。
ちなみにアーケード版よりも、ふざけた〜とか人間離れした〜とかの
デザインは少なめです。
イラストに興味があればもちろんオススメ出来ますし、
限定カードが2種ついていますので、TCG版かアーケード版どちらかの
三国志大戦をプレイしていれば、それほど高い買い物でもないかと思います。
帯に『第1弾』と書いてありましたので、次も期待しています。
欲を言えば、アーケード版や戦国大戦の画集も出てほしいとこですね…!