蟷螂会が本城組にカチコミをかけようと武装して金沢へ向かう途中、警察に止められ一斉に検挙される。スパイ・盗聴を仕掛けておいた武士の用意周到さが功を奏し、勝利を引き寄せた。ナオトに憧れる武士らしい手際で、最低限の犠牲によりスマートに勝利をつかんだ。

組員の半数を検挙され崩壊状態の蟷螂会。しかし坂東には奥の手があった。

ある日、三千歳は明日香に相談を持ちかけた。坂東のことである。三千歳は泣きながら坂東と手を切りたいと明日香に泣きつく。明日香は、泥酔した三千歳をホテルの部屋まで送り、帰ろうとすると、そこには坂東が待っていた。

何から何まで坂東を上回った武士。しかし明日香が足を引っ張ることに。

武士は坂東に呼び出される。明日香の拉致の知らせを受け、五条烏丸会とナオトも、岐阜へ向かう。明日香を心配して、康平も一緒に付いて行く。

明日香を想って陰で支える康平。康平は、明日香の父・進藤と同じような役回りですね。