「大人」たるものかくあるべき。そんな視点からまとめられています。
一般的な言葉の乱れについてはさまざまに議論のあるところだとは思いますが、きちんと話している(つもりになっている)敬語が誤っているのは相当に恥ずかしい。この手の本にはつい手が伸びてしまいます。 内容は少々古めかしい気はしますが(女はつつましやかに、という感じ)、基本的には納得出来ることが多い。間違った用法をあげた後で、こう言えばよいという例を示してくれているので勉強になります。その点では良書だと思います。 ただ「人に聞けない」と銘打つ類のものではないかと…「聞けない」というよりは誤りに気付かないので「聞かない」のだろうな。まぁ、そういうことを気づかせてくれる本ではあります。
もっとも、類書と比較して、特に目新しいことが書かれているようには感じませんでした。なので★3つです
お世話になった絵の師が絶賛していたので、雑誌の連載を拝読。
背景デッサンを説明されていたが、段階的でとてもわかりやすかった。
単行本には未読の回が収録されるとのことで、さっそく購入。
ムーブマンや男女の重心差など、知らない知識が多かった。
だが本書の重要な点は知識の量ではない。
上達の順番と段階を明示した点だ。
参考文献であげられたミールスの書も、必ずしも説明が段階的ではない。
絵かきの多くは感覚的に処理しているので、他人に教える時に段階を考えず教えてしまう。
1・2・3・4…と教えないといけないのに、1・2・6・9…とやってしまうのだ。
順番は正しくとも、いきなり5・6・7・8…とやってしまう人もいる。
逆に1・1.1・1.2・1.3…と、やたら枝葉に入り込む人も多い。
それでも才能ある人間は、順番をバラバラに教えられても、消化できてしまう。
そして自分が教える番になると、同じミスを起こしてしまう。
どういう段階をクリアして次のステップに進めばいいか、この本は明示する。
詰め込んだテクニックの数を誇るが体系的ではない、雑然とした指南書とは、その点が根本的に異なる。
数年しか学んでいない人間には、その価値がわからなくて当然。
多少なりとも絵の才能がある人間には簡単でも、普通の人はそうではない。
監修された喜多野氏は、少年誌と少女誌の両方を経験されたとのこと。
そこにコロコロコミックから青年誌まで描ける斉藤氏の画力が加わった。
ジャンルに縛られない、マンガの基本を抽出してある本と言える。
ツイッターでは、二十年三十年と食ってきた諸先輩方がほめている。
推薦文を寄せられた上條氏は、河合克敏氏や寺田亨氏の師でもある。
我が師も多くの弟子をプロに送り出した人だ。
たぶん、ベテラン作家には自分が見えていること以上の価値が、見えているのだろう。
長く手元に置いて、繰り返し読み返したい一冊である。
<良い点>
・艶がわざとらしくなくて良い。変にすべらないし、ベトベトしない。
・いきなり拭いていいし、後ぶきもいらないので楽。
<悪い点>
・値段が高い。我が家ではうすめ液をキャップ1杯分+ぬるま湯300ccと少しだけ作り、
バケツに入れてケチケチ使っている。
・ある程度の汚れ落とし効果はあるが、ひどい汚れがある時はそこだけ他の洗剤で拭いておく必要がある。
・キャップをよくすすいだのに、次に使用した時に固まってしまい、開けるのに四苦八苦した。
それ以来目分量で入れている。
・缶が錆びやすい。それだけ自然に還りやすいという事なんでしょうけど。
<感想>
ナチュラル生活をしている人に是非おすすめします。
「トヨタの闇」という本を読んだことがあり、 また、民間企業というのは利益追求のためなら何でもするものだと知っているので、 この本に対しては、あまり期待していなかったのが本心である。
しかし、違った。ショックを受けると共に、怒りが込み上げて来た。 詐欺的・ヤクザ的ビジネスモデルで、セブン-イレブンは利益を吸い上げているようだ。 FC店オーナー、配送業者、食品メーカ、社員などが、酷い目に遭っているようだ。
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