ヒトラーと将軍たち ロンメル Hitlers Generals Rommel 1/3
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ロンメル語録―諦めなかった将軍

本文も良かったが、後書きの分析も面白かった。
ロンメルを中間管理職として捉え、政治に翻弄されながら、彼の本当の
能力を生かしきれていないとの分析は、驚きとともに納得させられてし
まった。
ヒットラーというわがまま社長に振り回され、転勤転勤でヨーロッパ戦
線、アフリカ戦線と振り回された中間管理職のロンメルが最後にキレた。
この喩えで、妙に親近感が湧いてしまった。
本文のほうの問題点は、分析なのかロンメルの言葉なのか、若干区別し
にくいところがあるが、そこだけである。



ロンメル戦記 (学研M文庫)

本書は、砂漠の狐ことエルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル元帥(最終階級)の伝記であることは、
表題や本の「商品の説明」からもご理解頂けるであろう。本書の特徴は、よく言えばロンメルを英雄視
せずに等身大の人間として、その足跡を追うこと、悪く言えば多くの問題を抱えたロンメル像を提供する
本書の特徴と言える。

例えば、第一章「生い立ちと少年時代、陸軍への入隊」ではロンメルの隠し子の存在を述べ、第三章
「戦間期の軍務とヒトラーとの出会い」では、ベストセラーとなったロンメルの著書「歩兵の攻撃」で
の脱税を指摘し、第五章「ドイツ・アフリカ(DAK)軍団の登場」でフランス戦役時に於ける第7装甲師団
でのロンメルの行動を快く思わない陸軍上層部から昇進を遅らされた事実、さらに北アフリカ戦線では
部下の師団長や連隊長との人間関係が巧くいかず、ドイツ軍の指導部が完全に分裂状態になったこと
が述べられている。

恐らくこの記述の原因は単に著者が露悪的な訳ではなく世代交代が進み、良く言えば歴史的事実を語る
タブーが無くなった。悪く言えば、戦後の極度の反省を強いられてきた世代が、現在の社会の中枢を占
め、そのドグマに則り歴史を語りだしたことが影響していると推測される。日本でもネット上でその悪影響
が指摘されているが、本書もドイツでその世代に率いられつつある軍事史学会の影響を受けたもの
と推察される。それ故に弁証法的な史実解釈が行われたのではないだろうか?

即ち、今まで過剰に称揚され神格化されてきたロンメルに対して、史実に即したとは言え反神話を構築
するために多くの問題を白日に晒す方向に進んでいる可能性を言及したい。

だが、本書を読んだ評者の感想は、それほど悪いものではなかった。むしろ、「砂漠のキツネ
より面白い部分もあった。恐らく、その原因は著者の史実に対して公正に向かい合おうとしている姿勢が、
ややもすれば露悪的とも受け取られない事実の記述を正確な史実として、語っている印象を受けた。

また、ロンメルの人間性に関する記述を本書で読んだ後、一人の人物を思い出した故スティーブ・ジョ
ブズ氏である。ジョブズ氏の伝記を執筆したウォルター・アイザックソン氏は、米CBSテレビの情報番組
「60ミニッツ(60 Minutes)」のインタビューでこう語った。

「(ジョブズ氏は)世界最高の経営者ではなかった」
「実際、彼は世界最低の経営者だったかもしれない」
「彼はいつも物事をひっくり返していた。それに物事を混乱に陥れていた。
最高の製品を作ったかもしれないが、最高の経営スタイルを生み出したとは言えない」

この様な歴史的な業績を残した往々にして、摩擦を抱えるのは必然的な成り行きとはいえ驚くほど、本書
で取り上げられているロンメルへの評価と酷似した話は無いと思われる。そこで、このレビューの題名は
スティーブ・ジョブズ I」のレビューで最も参考になった評価されたレビューの題名を拝借し
改変させていただいた。それが下の一文である。

「偉大な指揮官が必ずしも清廉潔白である必要はない。大事なのは敵を倒したかだ」

この点を認識された方のみ本書を読むことをお勧めする。
また、単純に戦記小説として高揚感を求める読者には、明らかに不向きであるが、史実を多面的に知りた
い方やロンメル個人を深く知りたい方にお勧めしたい。

なお評価は星4つであるが、人物の評価は賞賛して上げた後、落として、最後に忘れると言うのがセット
であり、悪い意味でその最後の段階である「忘れる」に入る懸念があったので、敢えて星一つを減点と
した。



悲しみのゴンドラ

 2011年のノーベル文学賞受賞者、スウェーデンの詩人(心理学者でもある)トーマス・トランストロンメル氏の唯一の邦訳詩集です。詩人の同賞受賞は16年ぶりとか。いちポエム好きとしては嬉しい出来事でした。

 表題『悲しみのゴンドラ』は音楽家リストの作品名から来ているようです。トランストロンメル氏はピアノ演奏も得意としており「わたしの詩は、本来なら音楽で表現されるべきものの埋め合わせといえよう」とまで言っているそうなので、スウェーデン語の原詩の音律で作品を味わえないのが非常に惜しまれますが、邦訳でも世界観は伝わると思います。いずれアルファベットの発音だけ勉強するとかして原詩に挑むとしても何の基礎もなくいきなりでは厳しいので、やはり邦訳は参考になります。感謝です。

 詩のイメージとしては、アフマートヴァとかクァジモド等の詩人たちのものと近いという印象を受けました。本作に収められている詩はすべて短編で、俳句も取り入れているというだけあり表現は簡潔です。本作の表紙は青と白ですが、トランストロンメル氏の詩ではまさに水や氷、空、海、雲、魚、そして宇宙といった、青と白のイメージをもつ言葉が多用されています。詩人の母国スウェーデンの景色がそこに表されてもいるのでしょうか。簡明な表現が作り出す不思議な透明感と緊張感は氷の山々と凍てつくような冷気、白く吐き出されて消えていく息を連想させます。

 本書に収録された詩は22編。1ページあたりの文字数も少なく、すぐ一読できますので、少しでも興味のあられる方はぜひお手にとってみてください。
 ノーベル賞受賞を機に、もっと同氏の詩集が日本で刊行され入手しやすくなることを祈りつつ。



わたしたちが正しい場所に花は咲かない

イスラエルの代表的作家という著者名だけは知っていたものの、題名では何の事やら分からないまま開きました。短くて内容の深い講演二題と訳者によるインタビューで、パレスチナ問題を語りながら普遍的な人間にとって大切なことを語っていました。価値観の全く違う人達が、どうやって同じ土地で、同じ建物で、同じ部屋で暮らしていったらいいのか。職場で仲間で家族で誰もが悩むその問題の根底がパレスチナ問題と共通性を持つなんて驚きの発見で大変示唆に富むものでした。解説も丁寧で読みやすくパレスチナ問題入門書でもあります。
スウェーデンでは高校の教科書になっているそうですが、こんな本を教材に社会や人間を学ぶ事が出来るなんて流石ヨーロッパ。難しい問題を扱っているのに、何故か「人生に必要な智恵は全て幼稚園の砂場で学んだ」という本のタイトルを思い出していました。



砂漠の狐を狩れ (新潮文庫)

「なぜロンメルはあんなことをしたのだろう?(p.462)」に続く言葉のために作者はこの作品を書いたんじゃないかと思います。70ページあたりまで作品の世界に入り込めなかったですが、その後は一気に波に乗れました。読んで損はないです。



ヒトラーと将軍たち ロンメル Hitlers Generals Rommel 1/3


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