カラヤンはオーケストラのホームラン王です。 「コッペリア」は弦が綺麗で色鮮やかなチュチュが目に浮かびそうな音色が上手く構成されてます。そして、希少な「レ・シルフィード」はショパンのピアノ曲をオーケストラ編曲したものなのかこちらも聴き逃せません。 また、踊りやすいテンポなのかバレエのレッスン用としても最適。
ずっと気になっていた歌手の一人。なぜこんなにヒットするのか不思議でしたが、聞くとその気持ちの一端がわかったような気がします。
美しい声なのですが、その中に暖かさと力強さがあり単純にきれいな声にとどまらずに人を引きつけるものがあります。シネマパラダイスなど聞いて心がぐっと動かされる、揺さぶられる曲があります。人間の声のもつ力は、どんな楽器にも負けないということを改めて感じさせくれます。この盤(ベストアルバム)以外も聞いてみたい。
English Journalでの単独インタビューで普段の彼女の声を聞いて、その人柄も大変愛すべき人であると思いました。
大変癒されます。 フルートの名曲から、ピアノ曲や歌曲からのアレンジもあり、大変満足できます。 フルートの音色が好きな方に是非お勧めします。
ナタリーは輝かしい声と完璧なテクニックを持ったソプラノ・レジェ(軽めの声のソプラノ)で、フランスの大スター。ベスト盤だけあって彼女を一躍有名にした『ホフマン物語』オランピアの「森の小鳥はあこがれを歌う」、「夜の女王のアリア」などコロラトゥーラの曲目、大好評を博したモーツァルトのコンサートアリアが聞けます。ヘンデルでのヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)とのデュエットも、声も似ているし、ぴったり合っていて素晴らしいです。ドニゼッティの「ランメルムーアのルチア」にも意欲的に挑戦しています。またバーンスタイン『キャンディード』の難曲「着飾って、きらびやかに」が聞けるのも嬉しい。現代のスターらしく知的な感じがする歌声です。聞きやすい良い曲が多く、クラシックがとくに好きでなくても、抵抗無く聞けると思います。
キーロフ・バレエは踊りは上手いが、オレグ・ヴィノグラードフによる新版振付演出はボリショイ・サーカスの要素とストコフスキーがよくやる手で選曲された曲順なので通常で慣れていると違和感があります。それはこのDVDを初めて手にした時にそう感じるかも知れません。 イントロの「マズルカ」の後に始まる第1幕の「ワルツ」がコッペリアの踊りに入っていていてかなり曲が入れ替えられた。男性の踊りの衣装はパントマイムで着るようなものだし、あの村人が踊る「マズルカ」が第2幕に移っている。DVDパッケージも説明不足だしはっきりとヴィノグラードフ版と明記していれば私としても納得できました。 また、私としては読み替えによるものより通常上演されるパターンが好きですが、このDVDはクラシックに興味はなく映画やお芝居が好きという人にはいいかも知れません。それも通常のロマンチック・バレエと比べてみるものも楽しみの1つかな、と思います。
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