今巻の主な舞台は日本だが、加えて香港、アメリカ、フランスでも味沢は腕をふるう。 それぞれの内容は、波瀾万丈な人間模様が織り込まれ、なかなか面白い。
また、今巻では、重美も腕をふるい、その実力はかなりのものだ。 近巻では、味沢と重美が飲みながら話し込んでいる場面も多く、味沢にとって、重美の存在もまんざらではない様だ。
第3章で味沢が仕事を依頼された時、その内容から、いったんは断ろうとするが、大金を見せられて、あっさりと受けてしまう。 この時のニヤリとする味沢の顔が、やはり守銭奴でもある味沢そのもで、印象深い。(笑)
ただ、近巻の中では、今巻は最も物々しい。 舞台が国際的になると、どうしてもそういう面が強くなるのだろう。
今後も、重美の活躍も楽しみだ。
色々な面で、感慨深い新章第15巻だ。
数少ないストウブ公式レシピ本です。家庭むけのレシピ本というより、ストウブの鍋そのものの魅力を披露している本だなと思いました。フォアグラや素人には入手困難なプロ向けの材料がふんだんに使われています。レシピに登場する鍋のサイズ、種類があまり多く、全商品カタログみたいです。11センチココットなども頻繁に使われています。最初に20センチクラスの鍋だけを購入した私には作れないレシピも多かったのが残念。鍋の種類やサイズごとの特性、プロの裏技を知るには最適。写真も美しく、説明も平易で眺めているだけであきないです。鍋の力をふんだんに生かして、決して難しいレシピではなさそうです。家庭料理ではない気の利いたプロのレシピの数々に違うサイズのストウブ鍋が欲しくなってしまいました。
ドラマは時代を映す鏡である。
主題歌も、フォークから歌謡曲、そしてロック調のものと時代によってそれぞれ変貌を遂げてきたように感じる。
個人的には日本テレビのドラマというと、70年代後半から80年代前半のものに思い入れがあるけれど、90年代もまた、楽曲が優れており、ドラマと切り離してもそれだけで全然違和感なく世界に入っていける物が多い。
そのような曲だからこそ、主題歌として使用されるに至ったとも思う。
とくに好きなのは「愛が生まれた日」「ポケベルが鳴らなくて」「空と君のあいだに」だが、それらを聴いていると、見た事がないドラマでも見たいと思えてくるのは不思議なものである。
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