(1)と同様、濃厚なレズシーン満載でフェチの私としては毎度毎度のセンズリがたまらんぜ〜(^0^) 千之ナイフさんの女性登場人物はほぼ同じ顔の美人&同じ髪の毛(色や長短はあれど、前髪パッツンで真ん中分け)だけどお気に入りなので全然いいです!このまま描ききってください、好みなので。
性癖を表す「S」「M」
「S」とはサディストの略であり、サディストというのは18世紀のフランス作家
「マルキ・ド・サド」(通称サド侯爵)が由来である(本書巻末あとがきより)
本作はサド侯爵が書いた長いストーリーを漫画にアレンジされた一冊です。
一冊まるごとSMです。そのため濃度が凄い。作者いわくはページ制限のある漫画ではサド侯爵の書いた物語の
本筋を残すのがやっとだった、という事だがそれでも十分面白く書かれていて読み応えあると思いました。
友達に紹介され、なんとなしに前作のレズビアン2を読みました。 少年漫画や青年漫画ばかり読んでいた自分にとってそれは初のジャンルとなる作品でしたが、 思いの外面白かったので、レズビアン1と今作の3も買ってみました。
1は2と同様の短編集でしたが、今作は吸血令嬢というサブタイトルの作品が一冊まるまる描かれており、しっかりと完結されています。 千之ナイフ先生が描く世界観は短編で終わらせるよりも長時間のめり込める長編物の方が個人的には良い気がします。
2002〜2005年にかけて「ホラーM」に掲載された作品をまとめた作品集になります。 その為、前作『迷宮のアリス』に収録されていたような、コミカルな面はなりを潜め、 美麗な少女の身に降りかかる、血と叫びに満ちた黒い話が中心となります。 今回は顔を失わさせられたり、体のパーツを奪われたりと、「人体」に関わる話が中心であり、 作者自身の後書きによれば「自分の体が別の人間以外の何かになる恐怖」を表現した、とのことです。
好きな人の為に人形に転生した少女の切ない結末が余韻を残す「人形少女の夢」、 結末がダークな「死面」「夜の教室」が印象に残りますが、概してワンパターンが否めない。 逆に、いつも通りの千之ナイフ作品なので、絵が好きな人、千之ホラーが好きな人には 安全牌じゃないかな、と思います。
過激な表現はある、耽美なエロス漫画集です。レズビアン内容だけのピックアップなので、それでなおさら耽美さを際だたせてます。少女向けエロ漫画とは一線外する品の良さ。それが嫌みにならないのにとても好感が持てました。女性にもオススメです。少女達の大胆だけれど、恥じらいも見せる姿を描かせたら千之ナイフという漫画家の手腕は凄いと素直に思います。
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