これはシリーズ最高傑作の呼び声が高い作品です。本格ミステリーであり筋が通った出来です。謎解きが非常に楽しく、役者陣が面白い。山崎銀之丞や川原和久、犬山犬子の演技が光り輝く痛快作。
綾辻行人の館シリーズ。 久しぶりの新刊。
都内でありながら、 陸の孤島のような場所にある館が舞台。 とある理由で集められた男たち。 豪雪により、 まさに、密室と化す。 その中で、殺人事件が起こる。 招待された客は皆、 “仮面”をかぶることになる。 奇妙な、事件……。
本格推理を満喫できます。 解決は、相変わらず、 “中村青司の館”ということ。 まぁ、 アクロバティックだよなぁ、いろいろと。
アニメ化もされるAnotherの3巻。
原作者のコメントで物語りも佳境に入ったとのことですが
まだ謎だらけの内容です。
前巻から引き続き呪いの内容もまだ謎だらけで
また新たに呪いの条件や過去に呪いが止まった出来事など
新たな要素が増えて謎が増したという感じです。
作画は今回から作者が背景画以外をPCで描いたということで
若干ですが人物の作画に変化があり前巻と比べると面白いかもしれません。
またOVA、特別エピソードなどを収録した0巻が
受注限定で発売されるようです。
興味のある方は是非。
異形の館、仮面の主人、幽閉同然の美少女、うさんくさい客、 がけ崩れによる外部との隔絶、そして名探偵登場! リアリティーなど全く無く、浮世離れした設定ではあるが、 この作品はそのレトロな雰囲気を楽しむ為の作品である。 作品の出来としては、前作「十角館の殺人」と比べると、 若干書き急いだかと思われる印象あり。
難しいです。 はっきり言って、難問です。 本格ミステリー小説のマニアでも、なかなか解けない「謎」です。 その「謎」はいたってシンプル。「はたして犯人は誰か?」のみ。 論理的な本格ミステリーを楽しみたい方、エラリー・クイーンばりのフェアな読者への挑戦(この場合は、視聴者ですが)に挑みましょう。 これはシリーズの第4弾ですが、それぞれ単独で楽しめます。でも、まったく未見の方は、先ず第1作の「安楽椅子探偵登場」から見られた方が良いかも知れません。 ちなみに、未DVD化の第5弾は更なる難問ですが、相変わらずのフェアプレイでした。 自分が「謎」が解けなかったからといって、このシリーズの悪口をあちこちで言う人を見ますが、それらは気にしないでください。 本格ミステリと、小演劇ファンの方へ、お薦めします。
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